【第50回 九州遊会】のご案内

■日時:2014年 4月26日(土)19時開始
 遊会の部 19:00~21:00/ラーメンの部21:00〜

 

■テーマ:「ラーメンと愛国と千夜な千冊」
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)


■会場:イエナコーヒー 
福岡市中央区警固2-12-20(電話092-982-1007)
https://www.facebook.com/iena.coffee.fukuoka?fref=ts


■参加費:資料代100円+珈琲代、ラーメン代などは実費ね。
(ただし千夜千冊#1541『ラーメンと愛国』を持参した方は資料代なし)
http://1000ya.isis.ne.jp/1541.html


■申し込み:瓢箪座ナカノ

hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 090-2964-0277)

<チューターメッセージ>
4月15日の夜半、“味惑”の千夜千冊がアップロードされた。その本は『ラーメンと愛国』(清水健朗/講談社現代新書)。ラーメン大国・福岡の読者はさぞかしモエ〜たことだろう。松本零士の「男おいどん」にはじまり、元祖長浜屋や一風堂、一蘭、久留米の三九などなど、よく耳にする(食べにいく?)店も登場。ラーメン文化と社会のクロニクルをたどる一冊として、福岡に住む者としては一読に値する本、千夜千冊であろう。今回の九州遊会は、2月に福岡市・警固オープンした「イエナコーヒー」に集い、焙煎珈琲を味わいながら千夜千冊を囲んでラーメン談義。もちろん終了後は本物のラーメンをすすりに行くのであーる。それは千夜千冊に登場した店なのか、イエナコーヒー向かいの「秀ちゃんラーメン」なのか、はたまた未知の店なのか、行き先はその時の風まかせなのであーる♪ おすすめの店、教えてちょ。(YUKIYO)

 


【九州遊会 特別編】能楽師・安田登さんの寺子屋(第10回)

前回は安田登さんの新著『あわいの力』で紹介された「心」の話や「身とからだ」、「呼吸と息」などついて、能『海女』や『古事記』を題材に考えました。また福岡の寺子屋では初めてシュメール語にも挑戦。初めは見たこともない文字にひるみましたが、読んでみれば日本語との共通点もうっすら感じとれた方も多かったようです。さて、今回はいかなる世界を共有できるでしょうか! もちろん初参加の方、大歓迎です。

■日時:2014年 3月22日(土)18:00~20:00


■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
和と輪 http://www.watowa.net/
寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm

■会場:書斎りーぶる 2階セミナールーム
福岡市中央区天神4丁目1−18 
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

■参加費:お賽銭

※終了後、懇親会を予定しています。
ご参加希望の方は事前にお申し込みください(3500〜4000円)

■お申し込みはこちらから。
http://hyoutanza.doorkeeper.jp/events/9734


■お問い合わせは、瓢箪座(中野)まで。
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 携帯090-2964-0277
■後援:書斎りーぶる



【第49回 九州遊会】のご案内

■日時:2014年 3月15日(土)15:00~17:00
■テーマ:『雑誌から文庫へー一億総博知化への挑戦』
■チューター:中村まさとし(イシス編集学校 師範)
■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる(福岡市中央区天神4-18-1-1階)
■参加費:500円(資料代、珈琲代)

※終了後、懇親会を開きます(有志参加)。
お申し込みの際に参加の有無をお書き添えください。

<チューターメッセージ>
「民主」「政治」「国家」「権利」「個人」「公共」...
社会を長らく支えてきた、しかも“何となく”支えてきた言葉が、
いま、猛烈に揺らいでいます。
政治家がいけないから、こうなった?
社会道徳が廃れたから、こうなった?
いやいや、きっと、日本が「近代」を受け止める、という難問が、
まだ決着していない、その亀裂からマグマが噴出している、と見てみましょう。

敗戦で、右も左も「リセット」してしまった世界観をちょっと離れてみる。
近代世界における最難問『「公」と「私」』が日本で露出し、
社会をどう構成するかを問われた大衆社会。
岩波文庫は、その「私論」噴出する大衆社会で、
「公論」を築きうるかを挑戦した、といえ、その課題はまだ解決していません。
その終わらない挑戦と、終わらない敗北を通して、
日本的「近代」社会の基盤を考えます。
(中村まさとし)

<主催者より>
会場の「書斎りーぶる」は岩波文庫や岩波新書の本棚が充実していることで知られています。中村さんのお話を受けて、岩波文庫をはじめとする本の役割や意義も合わせて考えていければと考えています。(瓢箪座)

 

■お問い合わせ&お申し込み:
090-2964-0277 瓢箪座(中野)
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


【第48回 九州遊会】のご案内

■2014年2月15日(土)15:00〜17:00

■テーマ:Re:古代九州へのアプローチ 〜物語という記憶構造〜
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる

(福岡市中央区天神4-1-18 1階)
■参加費:500円(資料代、珈琲代)

<チューターメッセージ>
長い歴史の中で連綿と伝え続けられてきた伝承や物語。それらは土地の記憶、人々の記憶に刻まれてきました。北部九州に息づく神功皇后伝承もその記憶のかけらであることは間違いありません。皇后の実態はベールに包まれているものの、ゆかりの地名は3000ヶ所とも言われます。前回の九州遊会ではその地名をたどってみわけですが、それは神功皇后の一挙手一投足やシーンを思い描き、それを繋ぎ合わせて物語化することに他なりませんでした。つまり地名は連想と想像のスイッチであり、記憶させるための物語装置でもあることに改めて気づくのです。今回の九州遊会では、記憶装置としての物語とその手法について交わし合う場といたします。(YUKIYO)


後援:書斎りーぶる


【九州遊会特別編】安田登さんの寺子屋(9回目)

2014年初となる能楽師・安田登先生の寺子屋を開催します。今回は昨年末に刊行された新著『あわいの力』(ミシマ社)のお話も伺える予定です。同著には各地で開かれている寺子屋のエピソードも盛り込まれていますので、寺子屋にご参加くださっている皆様にはより楽しんでいただけることでしょう。もちろん初参加も歓迎です。会場は書斎りーぶる(1階・エスパスりーぶる)です。お誘い合わせの上、ご参集ください!


※資料や椅子の準備がありますので、参加の方はお知らせください。
※『あわいの力』は書斎りーぶるでお求めいただけます。

■日時:2014年2月 10日(月)19:00~21:00
■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
和と輪 http://www.watowa.net/
寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm

■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる
(福岡市中央区天神4丁目1−18 サンビル1階)
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

■参加費:お賽銭

■お申し込みは下記より(Doorkeeper)
http://hyoutanza.doorkeeper.jp/events/8637


■お問い合わせは、瓢箪座(中野)まで
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 携帯 090-2964-0277

■後援:書斎りーぶる



【第47回 九州遊会】のご案内

■日時:2014年 1月11日(土)15:00~17:00
■テーマ:「地名から読み解く神功皇后」
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
■会場:書斎りーぶる セミナールーム(福岡市中央区天神4-18-1-2階)
■参加費:500円(資料代、珈琲代)

<チューターメッセージ>
武勇伝をいまに伝える女神・神功皇后。その足跡は北部九州に多く残されており、その一挙手一投足、一言一句が地名となり、私たちの日常に馴染んでいるものの、果たして神功皇后とはナニモノであるか、そもそも実在したのかどうかを問われると答えられる人は数少ない。今回はそんな謎に満ちた神功皇后の足跡を地名からたどる。参加者とともに地名の由来を紐解きながら、福岡を中心とした北部九州と神功皇后との関わりをたぐり寄せてみたい。(中野由紀昌)
※基底図書:河村哲夫氏著『神功皇后の謎を解く』(原書房)

【神功皇后】仲哀天皇の皇后。父は気長宿禰王。名は気長足姫(オキナガタラシヒメ)尊。天皇とともに熊襲を討つため筑紫に赴き、そこで天皇が死ぬと神託に従い、自ら新羅征討の軍を起して服属させ、帰途筑紫で応神天皇を生んだ。以後69年間即位せず政治を行ったというが、説話的要素が多く創作上の人物ともされる。しかし、朝鮮半島に関する記述は、干支二運(120年)引き下げると史実にあう部分も存在する。日本書紀は魏志倭人伝を引用し、卑弥呼を神功皇后に比定する。(岩波日本史辞典より)

★『神功皇后の謎を解く』出版記念事業
「古代九州へのアプローチ」松岡正剛氏×河村哲夫氏公開対談
2014年2月2日(日)福岡にて開催決定→ http://www.hyoutanza.com/


【第46回九州遊会】のご案内

■2013年12月28日(土)18:00~20:00
■テーマ:「オイリュトミーからの音韻論 」
■チューター:宇佐美 陽一(作曲家・演出家・オイリュトミスト)
■会場:書斎りーぶる セミナールーム(福岡市中央区天神4-18-1-2階)
■参加費:500円(資料代込)

★忘年会★
終了後に忘年会を予定しています(会費 3,500~4,000円前後)。
お申し込みの際、忘年会への参加の可否をお知らせください。


<チューターメッセージ>
今回は音韻論なので、文法・修辞法や弁証法などには言及せずに、あくまで「音(おん)の認識」だけに集中したいと思います。

「発語を含めての言葉と広い意味での身体運動は、外見的には人間が生まれてから立って歩き始めるところから、お互いに深まりながらも、分離していきます。 ですから演劇やダンスは分離から再び融合しようとする営為です。「踵が大地に着く」という生物界での快挙によって、下半身と上半身の役割分担が鮮明になり、頭部・胸部・腕、そして喉仏とその周辺の器官(耳鼻咽喉)がいわゆる重力から自由になります。  

オイリュトミー(Eurythmie:調和のリズム)は、この自由になった小さな人間とも言える喉仏の歌(言葉と音楽の原型)を全身、空間、他者へと拡張していく身体表現です。 実演も交えながらの講義になる予定です。(宇佐美陽一)

■お申し込み:瓢箪座(中野)090-2964-0277
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 


【第45回九州遊会】のご案内

■2013年11月16日(土)17:00~20:00
■テーマ:“ にっぽん ” 近代と “ おほもと ” 神話 2〜 「ミロク信仰と鎮魂帰神」
■チューター:新部健太郎(壷中堂主人)


■会場:書斎りーぶる セミナールーム(福岡市中央区天神4-18-1-2階)
■参加費:1,000円(資料代、珈琲、菓子代込)
■お申し込み:瓢箪座(中野)hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

※終了後は、場所を移動して懇親会を予定しています(有志)。

<メッセージ>
僕が大本教に興味を持ったのは、合気道開祖・植芝盛平翁に対する関心からですが、調べるにつけ、大本教の日本近代史に対する影響の大きさと、翻ってそれほどの影響を与えた教団が、全く日本近代史の中に正当な評価、もとい、位置を占めていないことが不可思議でなりませんでした。

前回は大本教とは何か?と言うアウトラインを、「教祖・出口なお」と「聖師・出口王仁三郎」の位相差から触れてみたわけですが、今回は何処まで語れるかはさて置き、教団大本の二つの鍵言葉、「ミロク信仰」と「鎮魂帰神」に触れてみたいと思います。

僕は一関心者という以外、大本教とは縁もゆかりも無いわけですが、皆さんとの会話の中で、僕自身、何某かの発見も出来ればと、目ろんでおります。(壷中堂主人)

【課題本】『神秘家列伝 其の三』水木しげる(角川ソフィア文庫)
※必須ではありませんが、できるだけ目を通して来てください。


【九州遊会 特別編】安田登さんの寺子屋(第8回)

秋も深まる11月8日、能楽師・安田登先生による寺子屋を開催致します。今回の会場は「書斎りーぶる」2階のセミナールームとなりますので、お間違えありませんように。お誘い合わせの上、ご参集ください!※資料や椅子の準備がありますので、参加の方はお知らせください。

【懇親会のご案内】
終了後は安田先生を囲んでの懇親会を予定しています。予約制です。参加の方は事前に下記の選択項目よりお知らせください(予算は3000〜4000円程度で調整中)。※懇親会申し込みは11月5日(火)〆切りです

■日時:2013年11月 8日(金)18:30~20:30
■テーマ:「古事記」
■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)

■会場:書斎りーぶる セミナールーム
(福岡市中央区天神4丁目1−18 サンビル2階)
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

■参加費:お賽銭

■お申し込みは下記よりどうぞ。

http://hyoutanza.doorkeeper.jp/events/6672


■お問い合わせは、瓢箪座(中野)まで
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 携帯 090-2964-0277

■後援:書斎りーぶる


【第44回 九州遊会】のご案内

神無月の九州遊会は、糸島の「てらとこ家」を借り切って、櫻井神社神話研究会会長の外山洋兒氏を囲んで櫻井神社の御祭神・与止妃(よどひめ)神について座談します。夜は満月の下で酒宴円舞かな。

■2013年10月19日(土)15:00 櫻井神社(糸島)に集合
■テーマ:与止妃神と月
■チューター:外山洋兒氏(櫻井神社神話研究会会長、櫻井神社総代会副会長)と満月

■集合場所:櫻井神社(福岡県糸島市志摩桜井4227)
http://www.sakuraijinja.com/
http://www.sakuraijinja.com/access.html(地図)

■会場&宿:てらとこ家 (福岡県糸島市志摩桜井4460-12 092-327-4101)
http://blog.goo.ne.jp/teratokonoie(櫻井神社から徒歩3分)

■参加費: 500円(茶・茶菓子など)
※別途:食事&宿泊費は実費:宿泊(一泊二食)7,000円(←宿泊は受付終了)、日帰り(夕食ありの方)2,000円
※お酒、つまみ持ち込み歓迎。

■お申し込み(10/14迄 ※定員になり次第、受付終了の場合あり。)
:瓢箪座(中野)090-2964-0277 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

<メッセージ>
糸島半島に鎮座する櫻井神社。その社殿奥に与止妃大明神が祀られる岩戸がある。1610年6月に見舞われた大雷雨の折に電光一閃、岩戸神窟の口が開いてご神霊が顕現されたと云われ、以来、時の岩松城主・浦新左ヱ門の妻に神懸かりし、霊験あらたかな現象が次々に起こる。その噂は黒田忠之公の耳にも届き、神威を感じて櫻井神社を創建。その後、御神託により伊勢両宮を一宇に合祀した櫻井大神宮も岩戸の西南の地に造営された。しかし岩戸や与止妃神について、1610年に顕現される以前についての資料や文献がなく、多くの謎がある。今回は櫻井神社を参拝した後、てらとこ家へ移動して与止妃神について語り合いたい

ーーーーー<お申し込みフォーマット>ーーーーー
  ご希望の項目に○をご記入ください。

(×)一泊二食(参加費500円+7,000円)※受付終了
( )夕食まで(参加費500円+2,000円)
( )座談まで(参加費500円)
( )櫻井神社見学まで(なし)

※メールでのお申し込みは、参加表明の後、上記の項目について必ずコメントorメッセージでお知らせください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<宿泊のご案内>
「てらとこ家」への宿泊は定員に達したため受付終了いたします。日帰り参加はまだ受け付けております

※前日10/18(金)午前中、櫻井神社でおくんち大祭(流鏑馬祭)があります。
※次回は11月16日(土)17:00〜20:00「“ にっぽん ” 近代と “ おほもと ” 神話 その2」(チューター:新部健太郎氏、会場:書斎りーぶる)を予定しています。

九州遊会 http://yukaiq.jimdo.com/
 

 


【九州遊会 特別篇】能楽師・安田登さんの寺子屋(第7回目)

能楽師・安田登先生による寺子屋を開催します。会場は福岡・北天神の「書斎りーぶる」1階エスパスです。初めての方、大歓迎です。ふるってご参加ください。

■日時:2013年9月25日(水)18:30~20:30


■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
 和と輪 http://www.watowa.net/
 寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm



■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる
(福岡市中央区天神4丁目1−18 サンビル1階)
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

 

■参加費:お賽銭

■定員:30名

■後援:書斎りーぶる


■お問い合わせは、瓢箪座(中野)まで
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 携帯 090-2964-0277

<お申し込み>下記よりお願いします。
http://hyoutanza.doorkeeper.jp/events/5944

 

※終了後、安田先生を囲んでの懇親会を予定しています。天神界隈で3000〜4000円程度で調整中です。参加表明の際に参加の可否をお書き添えください。

 

【第43回九州遊会】のご案内

 

大正から昭和の初めに飛躍的に拡大した大本教。民衆は大本教に何を求めたのかーー。今月の九州遊会は、大本教と近代について語り合います。予備知識がない方も気兼ねなくご参集ください。



■2013年9月28日(土)17:00~20:00(※開始時刻、左記に変更になりました)
■テーマ:“ にっぽん ” 近代と “ おほもと ” 神話
■チューター:新部健太郎(壺中堂主人)


■会場:書斎りーぶる セミナールーム
(福岡市中央区天神4-18-1-2階)
■参加費:1,000円(資料代、珈琲、菓子代込)
■お申し込み:瓢箪座(中野)090-2964-0277
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

※終了後は、場所を移動して懇親会を予定しています(有志)。

<チューターメッセージ>

例えばこの様な視点。


西欧型社会がいっきに流入し始めた明治時代において、藩籍奉還や廃刀令云々にて、武家社会は急速に没落していくわけですが、しかしその武家社会の背景を支えてきたモノには、武士の持つ刀や、刀の意匠を飾る細工師、果てや裃や帯やその他諸々を供給する職人文化がありました。はたして武家社会の崩壊とは、このような武士と職人の「需要と供給」バランスの崩壊でもありました。


当時の職人は、例えば俗な言い方に おける公務員的な手堅い職業ともいえます。そこにおいて、くだんの武家社会の没落は、転じてこうした職人達を否応なく、更に下層の貧困へと貶めました。そうした西欧近代が封建社会へと与える自己矛盾は、上は近代国家の文脈に否が応でも組み込まれていく天皇や皇族から、下は最下層の貧民へと及んでいき、いったいかつての封建社会の住人にとって近代とは、例えるなら「鵺」のように捉え所のない、何か巨大な力(圧力)だったのかもしれません。


「大本教」とは、そんな封建社会の住人達から見た「鵺」のような「近代」という存在を、「大本教」独自の「神話」の中で文脈化し、その「神話」の中に、上は皇族から軍部、下は最下層の民衆をも取り込んで巨大化した「宗教」といえるのではないでしょうか?

 

今回は日本近代史の超ブラックBOXとも言える「大本教」とは一体何ぞや?ということを、当日は皆様と語り明かしたいと思います~。

 


【資料】真夏の書斎・百物語

ダウンロード
百物語99冊
8/17に開催した九州遊会×書斎りーぶるコラボ企画「真夏の書斎・百物語」では99冊の本をスライドで紹介。そのデータを公開します。
百物語2013公開.pdf
PDFファイル 3.0 MB

【第42回 九州遊会】のご案内(募集要項)

■日時:2013年8月17日(土)17:00~21:00
■テーマ:真夏の書斎・百物語 
■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる
(福岡市中央区天神4-1-18-1階)

http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html


■参加費:1000円

<メッセージ>
 古より百物語と言う事の侍る  
 不思議なる物語の百話集う処 
 必ずばけもの現われ出ずると~ (杉浦日向子『百物語』より)

 

ご存知のとおり「百物語」は、夜通し怖い話を百話持ち寄って語り合う日本の伝統的
な怪談話会です。その昔は新月の夜に青い着物を身にまとって、一話ごとに青い紙を
巻いた行灯を消すことを百回繰り返すという、少々凝ったものだったようですが、
江戸末期になって簡素化され、百本の蝋燭を一話語るごとに一本ずつ消すという方法
になったようです。
時代は平成、場所は北天神。“書斎”で催す九州遊会ならではの「百物語」を企画しま
した。ご参集いただく皆様に、怪談話だけでなく、怪談本、怖い本など“背筋が凍る
ネタ”を99話持ち寄ってご紹介いただきとうございます。その中には書斎りーぶる書
店員やオカルト倶楽部、サプライズゲストが選んだ「怖い本」も織り交ぜる予定です。
そして百話目は、筑前琵琶奏者の高木青鳳さんによる「耳なし芳一」をご披露いただ
きます。はたして百話目に達したとき、なにが起こるのでしょうか!…お楽しみに。


<募集要項>※必ずお読みください。

・貴方の知っている怖い本、怖い話を事前に教えてください。
 基本ノンジャンルで“背筋が凍るネタ”ならOKです。
・8月3日(土)までに書斎りーぶる店頭に設置した投函用紙にご記入いただくか、
 下記アドレスに怖い本&話ネタをお送りください。

<当日について>
・当日参加の方は、選んだ本をご持参ください。

・参加できない方のネタは代理でお伝えいたします。
・飛び入り参加の方は、怖い本、もしくは怖い話を1~3ネタほどご持参ください。
・紹介の時間は1ネタにつき2~3分になる見込みです。
・99話で打ち止めです。すべての本&お話をご披露できない場合もあります。
・終了後は会場を変えて、杯を交わす場を設ける予定です(有志参加)。
・今回の九州遊会は書斎りーぶるとのコラボ企画です。

 

*投稿フォーマット*
※コピー&ペーストして下記メールアドレスへ送信ください。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
お名前:
連絡先(携帯電話番号・メルアドなど):
当日参加の可否 (参加・不参加・検討中)

<怖い本>※複数冊OK
■書名:
■著者名:
■版元:

☆あらすじ:

☆この本のココが怖い!!:

☆一番怖いシーンが書かれているページ:


<怖い話>※複数OK


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

★〆切り:8月3日(土)
★返信先 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
★書斎りーぶる店頭への投函も大歓迎(専用投稿用紙あり)
…ご不明な点はお問い合わせください。

 

 


【第41回 九州遊会】のご案内

7月は九州国立博物館と福岡市博物館の特別企画展をハシゴする夏旅企画。ビッグな企画展示が集中する夏休みならではの時空遊学ツアーです。中国王朝とインカ帝国をつなげて「ミメロギア」というエディトリアル・ゲームをしようじゃないか!

※現地集合。途中参加可。入場料や交通費は各自実費精算。

■日時:2013年7月27日(土)10:00~/14:30~/18:00~
■テーマ:「中国王朝とインカ帝国ミメロギア・ツアー」
■会場:九州国立博物館(太宰府)&福岡市博物館(早良区百道)

<1部>「中国王朝の至宝」観覧(10:00~12:00)
集合場所:『九州国立博物館』1階エントランス「あじっぱ」前に10:00集合
入場料:一般1500円、高大生1000円
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s32.html

~昼食後、電車・地下鉄で移動~

<2部>「インカ帝国展」観覧(14:30~16:00)
集合場所:『福岡市博物館』2階「特別展示室」前に14:30集合
入場料:一般1300円、高大生800円※ウエストカード提示で割引料金
http://rkb.jp/inkaten/

<3部>懇親会 西新界隈(18:00~20:00)
~中国王朝とインカ帝国のミメロギア大会!

※「ミメロギア」とは、ミメーシス(模倣)とアナロギア(類推)の造語。
対情報の特徴を引き立てるエディトリアル・ゲーム。
[参考] http://1000ya.isis.ne.jp/0660.html

※参加希望の方は事前に中野までご一報下さい。
※途中参加もOKです。

 

 


【九州遊会特別編】安田登さんの寺子屋(6回目)

七夕の前日、能楽師・安田登さん(下掛宝生流ワキ方)による寺子屋を九州遊会特別編として開催いたします。

前回は…「心」という文字が発生した頃から脳が変化したという話、論語の中に隠された「女」の話(武丁と婦好)、数という概念から、易の話にも触れました。さて、今回は半年ぶりの開催。どんなお話が聴けるでしょうか!

今回も参加費は「お賽銭」です。お気持ちをお願いします。
終了後は、近場のお店で安田さんを囲んでの茶話会を開く予定です。お時間の許す方は、こちらにもぜひご参加ください。

事前のお申し込みは必要です。
なお、定員は30名です。これ以上の入場は会場の都合でできませんので、お早めにお申し込みください。

■7月6日(土)13:40〜15:40(受付13:15〜)
※当初ご案内していた開催時刻が10分ほど遅くなります。
■会場:早良市民センター 3階和室(和室1・和室2)
(福岡市早良区百道2丁目2番1号)
■参加費:お賽銭
■要事前申込(定員になり次第〆切ります)
■お問い合わせ:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
090-2964-0277瓢箪座(中野)

※申し込みはこちらから。


【第40回 九州遊会】のご案内

■2013年6月22日(土)15:00~18:00/18:00〜夕食・温泉・螢観賞
■テーマ:夢一夜、二人螢に、酒三昧。
■会場:田中邸(大分県中津市耶馬渓)
■チューター:ホタル
■参加費:実費(食費、交通費等)+資料代500円
※飲食物、持ち込み大歓迎!
※お申し込みは瓢箪座へ(下記に連絡先記載)

<主催者からのメッセージ>
北部九州豪雨から一年。山国川の氾濫で大きな被害を被った耶馬渓でしたが、ホタルは今年も帰ってきてくれました。今回の九州遊会はそんな“ホタル”がチューターです。ホタルの光の導きで梅雨の耶馬渓に浸ります。あわせて6月5日に開催した書斎りーぶるでの松岡正剛氏&藤堂和子氏トークセッション『書物の誘惑・女の魅力』と『読書の快楽inロックハリウッド』のふりかえります。(YUKIYO)

<予定>
15:00~18:00 座談
19:00ごろ 夕食&温泉
20:00ごろ ホタル観賞


※参加希望の方は、詳細をお伝えしますので、中野までご連絡ください。
6月19日(水)までにご連絡いただけると助かります。

※公共交通機関でお越しの方へ。
JR中津駅、もしくはJR日田駅までお越しください。送迎手配します。
(車でお越しの方は送迎にご協力いただけると助かります。ご一報ください)

※宿泊も可能です。ご希望の方は事前にお知らせください。
近場の温泉に行く予定です。入浴セットもご用意ください。


お問い合わせ・お申し込みは瓢箪座(中野)まで。

090-2964-0277
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


【第39回 九州遊会】のご案内

■2013年5月25日(土)16:00~18:00
■テーマ:「音を聴くとはどういうこと?」
■チューター:河合拓始(ピアニスト・即興演奏家・作曲家)
■会場:アート食堂3号線
(福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル 402号室)
http://konya2023.travelers-project.info/contact.html
■参加費:1,000円
■お問い合わせ:瓢箪座 090-2964-0277
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

※終了後は懇親会を予定しています(有志)。


<チューターからのメッセージ>
音とは何でしょう? 
聴くとはどういうことなんでしょう?ーー

ふだんあまり気にしていないかもしれない受動的な行為を、
能動的に意識してみると驚くべき世界が広がるかもしれません。

右耳と左耳では聴いている世界が違う? 
左右で聴いている世界をつなげてみると脳内がホットに活性化する! 
さらに、音を聴いているのは耳だけ? 
耳が聴いているのは音だけ? 

ーー勝手に区別している五感の境界を流動化し、第六感の世界に踏み込む!
音をからだでとらえ、こころを乗せる! 

皆さんの耳がどんな音をつかまえているか、少し意識してみて、
その体験談をぜひお持ち寄りください。(河合拓始)


<プロフィール>
1963年神戸市生まれ。京都大学卒業後、1991年東京芸術大学大学院修士課
程(音楽学専攻)修了。ライブハウス等で演奏活動を開始。即興音楽家として
ソロやアンサンブルのほか様々なジャンルのアーティストと共働する。19
98年頃から作曲も。近年は現代音楽作品に再び取り組み、高橋悠治・松平
頼暁・藤枝守・平石博一・J.ケージ・M.フェルドマン・G.シェルシなどを
演奏する。また即興演奏ライブ、トイピアノや鍵盤ハーモニカでの演奏会、
朗読や舞踊との共演、ソロや歌手との共演での自作やポピュラー系楽曲の
演奏など活動は多岐にわたる。2012年1月に東京から福岡県糸島市に居を移
し、九州一円・関西・東京で精力的にコンサートを行っている。


【第38回 九州遊会】のご案内

■2013年4月27日(土)15:00〜17:00
■テーマ:「易経入門」
■チューター:新部健太郎(壺中堂主人)
■会場:書斎りーぶる1階 自由空間エスパス
(福岡市中央区天神4-18-1-1階)
■参加費:1,000円(資料代、珈琲代込)
■お申し込み:瓢箪座(中野)090-2964-0277
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

※終了後、場所を移動して懇親会も予定しています(有志)。

<チューターメッセージ>


聖人はその兆しを観て、後に言葉を繋ぐと申しますが、今生のあらゆる乱(みだれ)が生じ る所為は、その用いる言葉が最初のステップになると、易経は申します。「乱之所生也 則言語以為階」は幸田露伴が好んで用いた言葉だそうです。日常雑務に追われると、ついつい紋切型の言語表現に染まりがちな自分に辟易すること多々あります が、古代聖人が日々自ら易をタテたのは、ともするとステレオタイプになりがちな言語の乱用を、自ら戒める為であったかと、時折思うことがあります。

今回は「日筮(毎日易をタテる事)」をテーマに、易経と付き合うコツのコツといった体でお話しできればと思います~(新部健太郎)




【第37回 九州遊会】のご案内

■2013年3月9日(土)17:00~19:00
■テーマ:気の身体と日本人
■チューター:山部 嘉彦(NPO法人福岡気功の会会長)
■会場:書斎りーぶる1階 自由空間エスパスりーぶる
■参加費:1,000円(珈琲付)
■申し込み・問い合わせ:瓢箪座
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
090-2964-0277(中野)

※終了後、場所を移動して懇親会も予定しています(有志)。

<チューターメッセージ>
気の身体を、動作、姿勢、息、イメージ、集注力を駆使して扱い、機動性を高める修行を気功といいます。気の身体とは、気脈、丹田、ツボが要所に配置されている気の海です。血肉の身体の体表の内部を、あたかもそうであるように扱うことによってリアライズされる、思い込みの身体感覚の身体でもあります。日本人は、その言語文化において「腑に落ちる」「気が散る」「気がふさぐ」「気を引き締める」「気をつける」「気まま」などと気の身体の様相その変化を感知しております。気功は、こうした原初の身体を調律する技法なのです。(山部嘉彦)



【第36回 九州遊会】のご案内

■2013年2月16日(土)15:00~17:00
■テーマ:「ブロードウェイへの道」
■チューター:Leah Olsen(リーア・オルセン)さん
■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる
 福岡市中央区天神4-1-18 サンビル1階
■参加料:1,000円(珈琲付)
■問い合わせ・申し込み: 090-2964-0277(瓢箪座)
hyoutanza@fukuoka.email.ne,jp

※終了後、懇親会も予定しています。


アメリカ・ミシガン州出身のシンガー、リーアさんと出会ったのは昨年秋。屋根裏「貘」に居合わせたピアニスト、ダンサー、シンガーらが即興コラボレーション、忘れがたい時間をともに過ごしました。現在リーアさんは福岡市内で英会話教室の講師業に専念していますが、少女時代からの夢を手に入れるため、この春、故郷のミシガンへ帰ることになりました。その夢とはブロードウェイのミュージカルに出演すること! 2月の遊会はリーアへのエールを込めて、彼女のこれまでの歩みやブロードウェイのための準備などのお話を伺います。きっとリーアさんも美しい唄声を披露してくれることでしょう!(YUKIYO)



【第35回 九州遊会】

第35回の九州遊会は1月26日に開催。シークレット遊会という名の企画ミーティングでした。

 

 


【九州遊会特別篇】安田登さんの寺子屋(第5回目)

新春いちばん、安田登先生による寺子屋を開催します。

会場は「書斎りーぶる」です。ふるってご参加ください。

 

■日時:2013年1月14日(祝・月)14:00〜16:00


■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
 

和と輪 http://www.watowa.net/
 

寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm


■会場:書斎りーぶる エスパスりーぶる

福岡市中央区天神4丁目1−18 サンビル1階

http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

 

■参加費:お賽銭


■お問い合わせは、瓢箪座(中野)まで。

hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 携帯090-2964-0277

■後援:書斎りーぶる

 

お申し込みは下記(Doorkeeper)をクリック!


【第34回 九州遊会】のご案内

■テーマ:「四十而不惑、を問う」

■日時:2012年12月29日(土)14:00〜18:00/18:30〜懇親会

■場所:瓢箪座(福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号)

■チューター:中野 由紀昌(瓢箪座)

■参加費:無料(懇親会は1000〜1500円程度&持ち寄り歓迎)

■お問い合わせ・お申し込み:

瓢箪座 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp(090-2964-0277 中野)

※少人数の気楽な座談の場です。参加の方は事前にご連絡ください。

 

<チューターメッセージ>

論語に「四十にして惑わず」という言葉がある。四十にもなれば人は惑うことがない、と受け取られがちだが、実際はどうか。能楽師の安田登さんはこう 説く。孔子は四十にして惑わずとはいわなかった。四十になると『自分はこんな人間だ』と自分を限定して考えがちだが、孔子は『自分を限定してはいけない』 といったのではないか、と。巳年の足音も間近に聞こえる12月29日、古今東西の四十歳をめぐりながら、四十而不惑を問う。もちろん現役四十歳だけでな く、自称・永遠の四十、未来の四十の方、四十歳に興味のある方、気軽にお越し下さい。(YUKIYO)

 


【第33回 九州遊会】のご案内

■2012年11月24日(土)13:00~
■テーマ:耶馬渓遊学
■チューター:田中さつき&中野由紀昌
■会場:大分県中津市耶馬渓(田中邸)
■参加費:無料(交通費、飲食費、その他は実費)
■お問い合わせ・お申し込み先:
メール hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
電話 090-2964-0277(瓢箪座)

※行程や会場住所はお申し込みいただいた方にお知らせします。
※宿泊も可。ご相談ください。

<チューターメッセージ>
耶馬渓に聳える霊峰や奇岩、巨石などで構成された剣山幽谷の風景と
その故事来歴は、頼山陽や福沢諭吉、田山花袋、菊池寛らにインスピ
レーションを与えてきました。『物語 耶馬渓案内記』(松林史郎/
海鳥社)によると、他にも土地に根ざす伝説や逸話は数多くあるとの
こと。その地霊をもっと身近に感じたい。


今年7月、大雨による山国川の氾濫で多大な被害に見舞われた耶馬渓
ですが、あれから4ヶ月、少しずつ修復作業も進み、いまでは紅葉を
楽しむ観光客で活気を取り戻しつつあるようです。…ということで、
今回は紅葉に色づく耶馬渓を周遊したあと、地元の田中さつきさんと
ともに遊学してみようと思います。(YUKIYO)

 

 


【九州遊会特別篇】安田登さんの寺子屋(第4回目)

※開催時間が18時に変更となりました。ご注意ください!!!

お待たせしました!秋の寺子屋、第二弾です。
連休の日曜日、糸島で会いましょう。

 

※今回、会場が変わります。糸島市・老松神社に隣接する
「老松町公民館」にて開催します。


■日時:2012年11月4日(日)18:00〜20:00


■講師:安田 登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
 

和と輪 http://www.watowa.net/
 

寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm
■会場:老松町公民館:福岡県糸島市前原中央1丁目4-15


(老松神社となり)

http://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/40230/0923243770-001/



最寄り駅:JR筑肥線 筑前前原駅(徒歩10分程度)


■参加費:お賽銭


※終了後、最寄りの店で懇親会も予定しています。

 

 


【第32回 九州遊会】のご案内

■2012年10月27日(土)14:00〜17:00
■テーマ:読書・解体新書Ⅱ〜本のエロス向上委員会〜

■チューター:
中野由紀昌(瓢箪座)

■会場:書斎りーぶる エスパス


福岡市中央区天神4-1-18-1階
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html

■参加費:1,000円(材料代込/コーヒー付)


■お申し込み先:九州遊会HP(コンタクトページより)

 メール hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


 電話 090-2964-0277(瓢箪座)


読書・解体新書の第二弾。前回の即興ブックライブとはガラリと趣向を変えて、ワークショップ形式で、ちょっとした「工作」にトライ。お題は「本のエロス」です。


本も体も見せ方次第。ちょこっと「編集」するだけで、本の色気は漂いはじめる…かも!? 当日作成した作品は店内の『九州オンナの書斎』コーナーに展示する予定です。もちろん、どなたでもご参加いただけます。

 

今回は福岡・天神「書斎りーぶる」とのコラボ企画『九州オンナの書斎』関連イベント(及びブックオカ関連イベント)として開催します。

 

 

 


【特別編】安田登さんの「寺子屋」(九州遊会 特別編)

※開催時刻など、一部変更があります。ご注意ください。

 

第3回目を迎える福岡での安田登さんによる寺子屋。
今回は糸島にほど近い、元岡の古民家で初開催です!

■2012年9月22日(土・秋分の日)14:00〜16:00/談話タイム〜17:30
■テーマ:「論語と古代文字」
■講師:安田登(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
 和と輪 http://www.watowa.net/
 寺子屋 http://www.watowa.net/tera.htm


■会場:「元岡学び家 九大研」
(福岡市西区元岡1597番 TEL 092-407-8169)
http://www.kyudaiken.net/manabiya/index.html (元岡学び家 九大研HP)


■参加費:お賽銭

■アクセス:
 ●博多駅・天神からバス(西鉄バス)

  急行バスあり。※本数が少ないのでご注意ください。 

 

「急行 九大工学部前」行き、「産学連携センター前」下車
 博多駅前A  →天神ソラリアステージ前 →産学連携センター前 
  ①11:48発     12:00発      12:39着
  ②12:48発     13:00発      13:39着

 

 →会場までは、「産学連携センター」バス停より徒歩10分。 

 


 ●地下鉄・電車→バス(昭和バス)
  「九大学研都市駅」13:22発→西鉄バス「元岡」下車(13:34着)

 →会場までは、「元岡」バス停より、徒歩1分。

 ※ただし、バスの本数が少ないです。

 


 ●車でお越しの方:駐車場についてはお問い合わせください。


 ※交通アクセスに関するお問い合わせは、

  直接「元岡学び家 九大研」(TEL 092-407-8169)まで。

 

 

★参加お申し込み★

 下記(Doorkeepr)よりお申し込みください。

 

 ※寺子屋に関するお問い合わせは、瓢箪座(中野)まで。

  問い合わせフォーマット、もしくは携帯へ(090-2964-0277)

 

 

 


【第31回 九州遊会】のご案内

※チューターメッセージが届きました!(8/31)

■日時:2012年 9月8日(土)~9日(日)
■テーマ:「さよなら寺床の家!〜山暮らしと編集ジンセー」
■チューター:八山和雄(「寺床の家」主人)
■会場:寺床の家(大分県九重町寺床)
http://blog.goo.ne.jp/teratokonoie
■参加費:実費。「寺床の家」宿泊代6,500円/一泊二食。交通費各自負担。
■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
※施設の関係上、宿泊は最大8名ですが、日帰りも受け付けます。

<チューターメッセージ>
まず、寺床の家において九州遊会を開催していただけるコトに感謝をもう
しあげます。遠い道のりをモノトモセズに辺境の地にお集まりいただくの
ですから、それに値するチューター役が果たせればと願うばかりです。
で、主催者からの「これまでの山暮らしをふりかえって、八山さんなりの
「歩み方」とか「編集人生」を聞かせていただければ…」との要望に副い
つつ、かつハグラカシながら、皆さまには“寺床の名残り”を感じていただ
き、新転地での“ニューバージョン寺床”をご披露させていただきたいと考
えています。くわえて“九州遊会らしい食卓”を用意するために、1981年
10月発行の“遊/いただきます”を読み直し、その編集テーマのエッセンス
を効かせたメニューを思案中…乞うご期待!です。(八山和雄)

 

<主催者より>
9月は大分・九重の「寺床の家」で一泊遊会です。「寺床の家」は標高8
00メートルにある、空と緑と星々に包まれた山小屋民宿です。ここの主
人は雑誌『九州のムラ』を創刊した初代編集長でしたが、6年前よりこの
静かな山中へ移り住むことになりました。

「寺床の家」は、心身の羽根を伸ばすには最高の場所、中野のとっておき
の宿でもあり、これまで何度もお世話になりました。四季折々の風景は訪
ねた人を魅了し続けました。昼間は見渡す限りの緑に潤い、夕方には暮れ
行く空に黄昏れ、夜には満天の星空に胸ときめかしたものです。そこで出
される薫製や石釜パンも主人のお手製でほっぺがおちるおいしさ…。しか
しながら、家主さんの事情により10月末をもってクローズすることになっ
てしまいました。「松丸本舗」といい「寺床の家」といい、豊かな場所が
どんどん消えていくのはなぜでしょう。でも、松丸も寺床も次のステージ

を見据えているようですよ!

そこで感謝の意味を込めて、九州遊会を一泊で開くことにしました。すで
に定員になりつつありますが、若干調整は可能ですので、参加希望の方は
お早めにお申し込みください。詳細は後日、お申し込みいただいた方にお
知らせします。(8月31日で〆切ります)

 


【第30回 九州遊会】のご案内



■日時:2012年 8月25日(土)14:00~18:00/終了後懇親会(自由参加)


■テーマ:「松丸本舗は夢か現(うつつ)か劇薬か。〜世界の本屋読みくらべ」


■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)


■会場:瓢箪座(福岡市早良区城西3-22-31-203号)
http://www.hyoutanza.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
■参加費:無料(資料代100〜300円程度徴収する場合あり)。飲食物持参歓迎。


■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp




 

<チューターメッセージ>
松岡正剛氏監修の書店「松丸本舗」(東京・丸の内)が9月末でクローズするこ
とになりました。新書や古書を問わない選書と仕入れ、本棚設計、ジャンルを横
超した本並び、著名人の本棚再現、本とモノをパッケージ化するギフト企画、な
により好奇心をゆさぶるブックショップエディターの接客は、書店業界のタブー
を破る試みとして、全国の書店に少なからず影響を与えたといいます。実際に熱
狂的なファンも多かった。「ここに住みたい」「棚ごと買いたい」「着物で来店
したい」などと思わせる書店などなかなかありません。そんな香しくも痛快な知
的空間がいまなぜ消えてしまうのか。今回の九州遊会では、松丸本舗をはじめ世
界や日本のさまざまな書店を読み比べながら、「本屋の夢」と、読み手にとって
の「夢の本屋」について語り合おうと思います。Ustream配信も計画中です。

【お願い】
思い出の本屋さん、お気に入りの本屋さん情報をいくつかお持ちよりください。
国内外問いません。

 

 

 


【第29回 九州遊会】のご案内

「食品に賞味期限があるように、本にも読了期限があったなら?」…
先月の九州遊会で持ち上がったこの話題を、ミヒャエル・エンデの
『モモ』と絡めて遊学します。当日は映画鑑賞も予定。また今回の
遊会では「時間」の感覚を一度裁ち切る実験もしてみたいと思います。
身の回りにある時計(壊れているものでも、遅れているものでも、
なんでもOK)をご持参ください。チューターは福井崇郎さんです。

■日時:2012年 7月14日(土)14:00~18:00/その後有志で懇親会。
■テーマ:本は天下のまわりもの――「「場所」から創造する「時間」――
■チュター:福井崇郎氏(九州大学大学院生、シェアハウス=糸家住人)
■会場:まちの縁側〜糸家〜 HP:http://www.itoya.org/
(福岡県糸島市篠原東1-23-8)
■参加費:無料。ただし飲物・食材持ち寄り。
■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
※終了後に懇親会あり(自由参加)

<チューターメッセージ>
糸島のシェアハウス「まちの縁側〜糸家〜」の土間で、『本は天下の
まわりもの』というテーマのもと九州遊会を開催します。今回は、ミ
ヒャエル・エンデの名 作『モモ』のお話をもとに、参加者の皆さん
「時間」と「本」と「場所」について語り合う座談会を開きます。ど
んな場になるかは、来てのお楽しみ!!この日 だけは、参加者の皆さん
と日常の時間から離れた場をつくっていきたいと思っています。
(福井 崇郎)

【お願い】当日、ありったけの「時計」をご持参ください。


【九州遊会 寺子屋篇】のご案内

※安田登さんからのチューターメッセージをアップしました!

■日時:2012年 6月 9日(土)10:00~14:00
■テーマ:「身体感覚でたのしむ能」
■チューター:安田 登氏(能楽師・下掛宝生流ワキ方)
■会場:「書斎りーぶる」セミナールーム
(福岡市中央区天神4-1-18 サンビル2階)
http://www.shosai-livre.com/main/welcome.html
■参加費:1,000円

◇プログラム◇
10:00~12:00 講義「異界を旅する能について」
ーー 各自昼食 ーー 
 ※お弁当をご持参いただいても結構です。

13:00~14:00 ワークショップ「身体感覚でたのしむ能」

【チューターメッセージ】
能のシテ(主人公)の多くは幽霊や神、精霊などの「この世ならざる存在」だ。そんな彼らを彼岸から此岸に呼び出して昔語りをさせるという、なんとも怪しい呪術的芸能が能である。そして、そんな怪しい芸能が六百年以上も続いているのが日本である。びっしりと建ち並ぶ高層ビルの狭間に、そして科学的思考の我らが脳髄の隙間に神霊はまだ宿る。(安田 登)



【第28回九州遊会】のご案内

福岡を拠点にディプロマ・オイリュトミストとして約25年間活動し続ける
宇佐美陽一さんをチューターに迎え、「奏でる身体」をテーマに“日本人の
身体性と音の関係”についてたっぷり交わし合います。

■日時:2012年 6月 2日(土)14:00~18:00、
    18:00~22:00頃(アート食堂3号線で懇親会)
■テーマ:「奏でる身体」
■チューター:宇佐美陽一氏(作曲家・演出家・オイリュトミスト)
http://web.mac.com/studiolula/iWeb/Site/Eurythmie.html
■会場:アート食堂3号線(福岡市中央区大名1-14-28「紺屋2023」402号)
 地図:http://konya2023.travelers-project.info/konya-gallery/contact.html
■参加費:遊会のみ参加は500円。懇親会参加は1000円~


<チューターメッセージ>
「奏でる身体」というテーマは、内容整理にいくつかの方法がありそうだ。
ひとつの試みとして今回は、日本人の身体を基盤に見ていきたい。
 まず、からだ▶器として、意識的な人工自然が楽器の内側にある磐笛、
琵琶、能管を。み▶耳は「身の中の身」として、鼓膜と耳小骨、統合的感
覚の「き く」、sensus communis 健康的な人間の感覚、角田忠信とシュ
タイナーの聴覚論を。ほね▶凍れる音楽として、オイリュトミーの骨格イ
ンターヴァル、背骨と音階、 ゲーテの音楽論を。
 これらを踏まえた上で、こえ▶拡張された音楽身体として見ていけば音
楽の身体論的試みとなりはしないかと思っている。(宇佐美 陽一)

※今年2月に出版された初の著作『身体造形思考ノート』(花書院)には、
宇佐美さんの思考の基盤となる「身体造形思考」についての考察と実践の
軌跡が克明に綴られています。(編集:瓢箪座)。書店の他、遊会の当日
「アート食堂3号線」でも購入可能です。瓢箪座でも取り扱っています。

 



【第27回 九州遊会】のご案内

■日時:2012年 5月12日(土)18:00~19:30(受付17:40~)
■テーマ:読書・解体新書
■チューター:中野由紀昌(編集者/瓢箪座)http://www.hyoutanza.com/ 
■ゲスト:河合拓始氏(ピアニスト)http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/
 新部健太郎氏(中国武術家/壷中堂)http://kotyuten.jimdo.com/
■会場:書斎りーぶる 自由空間「エスパス」
(福岡市中央区天神4-1-18 サンビル1階 tel092-713-1001)
■参加費:2,000円(ワイン・チーズ付)
■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

※終了後に懇親会あり(自由参加)

【チューターメッセージ】
福岡・天神の書店、書斎りーぶる「エスパス」において『読書・解
体新書』というテーマのもと九州遊会を開催します。糸島在住のピ
アニスト・河合拓始氏と中国武術家の新部健太郎氏による即興LIVE
をメインに「本の宇宙」を堪能しながら、参加者の皆さんと読書と
イメージについて語り合う座談会を開きます。ワインとチーズもご
用意します。「九州遊会」はある意味“実験場”です。どんな場にな

るかは、来てのお楽しみ!!


追記:「読書」は単に活字を追うことにあらず。一人で精読するも
よし、皆で輪読するもよし。イメージを絵や写真、映像などで表現
したり、五感を総動員させて遊ぶのもよし。「読書」の方法はいろ
いろあっていいはず。これまでの読書のイメージを解体&再構築!!

(YUKIYO)

☆併催情報☆
5月から一ヶ月間、「書斎りーぶる」さんの独自企画『あの人の本
棚』に、瓢箪座の本棚世界がお目見えします。目印は「ひょうたん」
です!あわせてご覧ください。

 

 


【第26回 九州遊会】のご案内

4月27日~30日、長崎の宇久島・小値賀島・野崎島をめぐる3泊4日の遊学ツアーを実施します。チューターは九大大学院生の福井崇郎氏。彼の故郷が宇久島であることから、今回の企画が立ち上がりました。福井氏のコーディネートのもと、島内の方と交わりながら、宇久ゆかりの「鯨・鮑・平家」にまつわる史実や物語を中心に遊学します。三島三様の島々を「三島連結」して悠々遊学する「九州遊会ゴールデンウィーク・スペシャル・バージョン」なのであります。(YUKIYO)

■日時:2012年 4月27日(土)~4月30日(祝・月)
■テーマ:「離島遊学 ~宇久・小値賀・野崎」
■チューター:福井崇郎氏(九州大学大学院生、シェアハウス=糸家住人)
■会場:宇久島・小値賀島・野崎島(長崎)
■経費:実費精算(各自精算)(博多発着の場合3泊4日15,000円~20,000円程度 ※現地食事代、宿泊代、交通費等)
■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

【チューターメッセージ】
今回は、私の故郷である五島列島最北端の島、宇久島を中心に、小値賀島、野崎島の3つの島が歩んだ歴史や文化を、現地に赴き身体で感じて貰いたいと思っています。日本の辺境の地である五島の島々が歩んだ歴史は、まさに異国や異文化との交易と交流の積み重ねです。特に、この3つの島は近くにありますが、島の地理的条件や歩んできた歴史・文化によって、全く違う道を辿っています。現地では、地元の方々に島の歴史や文化について聞きます。みなさんと、島の自然や 過去から培われてきた歴史・文化、そこに残る風景を語り合うことで、島の持つ可能性や魅力について考えていきたいです。(福井崇郎)

<行程(予定)>
■4/27 (一日目は27日の深夜からのスタート)
博多から宇久までは「フェリー太古」で向かいます。
博多埠頭23:30発、翌朝4:10に宇久着。

■4/28 終日、宇久をめぐります。
(宇久)http://www.ukujima.com/

■4/29 小値賀~野崎へ移動・宿泊。
(小値賀)http://www.ojika.net/
http://www.japan-island.info/portal/guide?cntnts_id=32&gnre_id=100
(野崎)http://nozakijima.jp/

■4/30 野崎から小値賀へ移動し、博多へ。

帰りは30日19:00頃、博多港につく便を予定。

◎参加費用は実費(各自精算)ですが、3泊4日で15,000円~20,000円程度(宿泊費・渡航費、交通費含む)と超格安予算。別荘や廃校となった学校が宿泊施設となった場所に寝泊まりします。自炊です。

◎博多~宇久・小値賀のフェリーは野母商船で、往復便のどちらも乗船1週間前には予約が必要(各人で要予約)。http://www.nomo.co.jp/


★九州遊会GW遊学企画に関心のある方は、4/15(日)までにご一報ください。詳細お伝えします。佐世保から往来するコースもあります。途中合流も可能。ぜひご一緒しましょう。



【第25回 九州遊会】のご案内

3クール目に入った九州遊会、今月より「人」を軸に遊学します!初回は熊本在住の昔遊びの伝道者、原賀隆一さんをチューターにお迎えします。★翌日はイシス編集学校の編集術ワークショップ「九州参座」も開きます。合わせてどうぞ!

■日時:2012年 3月31日(土)14:00~18:00頃 (終了後、懇親会あり)
■テーマ:理(ことわり)の科目とは何か。
■チューター:原賀 隆一氏(クリエイト・ノア)http://haraga-r.com/
■会場:marimekko(マリメッコ)熊本店 2階スペース
■住所:熊本市新市街3-18-2F 
http://www.marimekko.jp/shops/view/kumamoto
■参加料:原則無料。ただし資料代1500円をお願いします。
(ここでしか入手できない冊子をお渡しします)
※飲食物はご自由にご持参ください。
■お申し込み・問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277 
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


【チューターメッセージ】
 福島原発事故からちょうど1年。いまだに終息の目途もつかない。京大原
子炉実験所准教授・小出裕章氏は「核廃棄物の最終処理が出来ない原子力発
電をすること自体、科学者という資格はない」と言っておられた。まさにそ
うである。近代科学とは一体何なのか。
 「科学」とは元々の語源は「フィロソフィア」という古典ギリシア語で、
「愛知・智を愛すること」である。それがラテン語で「Scientia(スキンテ
ィア)」に移り、英語圏で「Science(サイエンス・知識)」に変わった。
そして、日本も西欧もそれはあたかも「専門職」のような変遷と、「うぬぼ
れ」にも変革してきたようだ。まして、現代は科学を「錬金術」にしている
のが溢れている。いわゆる「ウソの科学」である。
 本来、人間が人間として心豊かに生きていくとき、果たしてそのあくなき
専門的科学の追求・実践が必要なのか。そもそも人類誕生から、例え市井の
人でも衣食住、倫理、哲学、宗教、歴史、経済などもその時々の「近代科学
=智を愛する」だった。まして専門職を自称するなら「手を出してはならな
い」ことも科学で判断すべきだろう。(原賀 隆一)


【主催者より】
 物心つく頃から熊本県玉名郡三加和村(現・和水町)で暮らした原賀さん。
子供時代の遊び場は、もっぱら川や野山でした。めぐる季節の中で虫や魚た
ちと戯れたり、友達と一緒に工夫して遊びを編み出すうちに、自然の営みと
その原理を全身で学んだといいます。そうしたご自身の子供時代の遊びと方
法は、自費出版本『ふるさと子供グラフティ』にて自作イラストと共に愛情
たっぷりに伝えられています(1991年発行)。2010年に発行された新装版
では「第13回 自費出版文化賞 地域部門賞」も受賞なさいました。
 「遊び」を通して独自の視点を獲得した原賀さんは、現在、印刷会社を営
みながら、社会や歴史を読み解き問題提起をする『ふるさと子供新聞』を発
行中です。今回の遊会では、環境問題を含む理科(=理の科目)について原
賀さんと存分に交わし合いたいと思います。(YUKIYO)


****** <information> ******
九州遊会の翌日(4/1)、熊本市国際交流会館にてイシス編集学校「九州参
座」を開きます。中野がマネージング・インストラクターを務めます。ぜひ
九州遊会とあわせてご参加ください。(イシス編集学校の校長は「遊会」の
ルーツでもある松岡正剛さんです)

◆◇イシス編集学校「九州参座」in 熊本◇◆「仕事の編集、家事の編集。」

仕事も家庭も「編集」として捉えると、情報の見方・捉え方が変わってきます。
これまでの「編集」という概念が変わるだけでなく、情報の受け方も発信の仕
方も変わります。業種や専門のジャンルを問わない「編集術」の魅力をこの機
会に体験してください。熊本初開催!

■日時:4月1日(日)13:30~16:30(受付13:20~)
■会場:熊本市国際交流会館(4階 第2会議室)
■住所:熊本市花畑町4番8号
 http://www.kumamoto-if.or.jp/kcic/default.asp
■参加費:2,000円
■お申し込み:http://es.isis.ne.jp/sanza.html#sanza_4
※終了後、茶話会予定。



【NEWS】九州遊会 特別篇<安田登さんの寺子屋開催>

能楽師・安田登氏による寺子屋が、いよいよ九州遊会で実現します!!

■日時:2月18日(土)9:00~12:00(受付8:30〜) ※時間注意!
■テーマ:能を旅する芭蕉
■チューター:安田 登(能楽師)
 参考:千夜千冊#1176「ワキから見る能世界」

■会場:書斎りーぶる 1階「自由空間エスパス」
■住所:福岡市中央区天神4-1-18-1F
■参加料:1,000円(要事前予約)

 
1月末刊行の新著『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす』(春秋社)を絡めて、「能の旅人 -芭蕉-」を テーマにした寺子屋を開催します。朝9時より、場所は「書斎りーぶる」1階の自由空間「エスパス」です。待望の寺子屋、お見逃しなく!

<お申込み・お問合わせ>
瓢箪座  hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 090-2964-0277(中野)

※協賛:九州大学ユーザー感性学府専攻「リベラルアーツ講座」
 


【第24回 九州遊会】のご案内

■日時:2012年2月11日(土)14:00~18:00/その後有志で懇親会。
■テーマ:「中原中也とオノマトペ」
※千夜千冊#0351 「山羊の歌」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0351.html
■チューター:小川裕司(写真家)

■会場:株式会社ダイスプロジェクト 1階
■住所:福岡市博多区千代1-20-14
http://www.diceproject.com/access/access.htm
■参加料:無料(資料コピー等が発生した場合は実費負担の場合あり:100~300円程度)(飲食物は各自ご持参ください)

【チューターメッセージ】
中原中也は私の一番好きな詩人です。今回は中也の詩のオノマトペにも焦点をあてながら「山羊の歌」から数編をとりあげます。参加される方もお好きな中也の詩がありましたら教えていただければありがたいです。映像(スライドショー)や詩の朗読や音楽(山縣三朗氏と白梅英子氏のフルートの生演奏)や舞踏(新部健太郎氏による実演)も予定されており「中也を感じる!中也を楽しむ!」という感じで進めたいと思います。お気軽に遊びに来てください。(小川裕司)





【第23回 九州遊会】のご案内


■日時:2012年 1月14日(土)14:00~ 
■テーマ:野口晴哉『整体入門』
千夜千冊#0676 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0676.html
■チューター:新部 健太郎(壷中堂 主人)
壷中堂中国武術教室  http://kotyuten.jimdo.com/
ブログ「線とマチエール」 http://blogs.yahoo.co.jp/iching001

■会場:Atrier Fujieda
■住所:福岡市南区平和1-21-55 ビラージュ浄水苑104
(通りに面した建物で、入口を入って左手の3階)※下記に詳細記載
■参加料:無料(ただし資料代として数百円程度必要の場合あり)
■持ち込み歓迎(懇親会時のつまみ・飲み物各自持参)
■問い合わせ:瓢箪座 中野 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp 090-2964-0277

【チューターメッセージ】
野口晴哉(のぐちはるちか)は明治四十四年生まれ。野口整体の創始者です。
その思想、活動は多義にわたりますが、僕の独断をもって語るなら、その思
想は「生命の自然に帰る」ということ。僕は別段、野口整体の専門家ではあ
りません。縁あって協会に所属しているだけですが、僕自身は中国や日本の
伝統武術を通して、長らく身体やその感覚について思索し、携わってきまし
た。ですから今回の九州遊会では、そうした伝統武術や身体、若しくはその
感覚をフィルターにして、野口晴哉の思想や野口整体を語ってみたいと、、、
そういう試みです。(壷中堂主人 新部 健太郎)

【会場までのアクセス】Atrier Fujieda
http://maps.google.com/maps?q=福岡市南区+平和1-21-55+

◆西鉄電車:西鉄平尾駅から徒歩17分くらい。
筑肥新道をまっすぐ>>平和1丁目の交差点を左折>>アーカンジェル迎賓館
(結婚式場)の交差点をななめ右>>平和2丁目の交差点を左折>>道なりに
200メートル>左手の白い建物

◆バス:天神からバス(のりば大丸前。55番、桧原営業所行き)「平和2丁目」
下車>>平和2丁目の交差点を曲がって>>道なりに200メートル>左手の白い建物
http://jik01.nnr.co.jp/cgi-bin/Tschedule/tablepdf.exe?from=D00103&to=553015&yb0=H

 

 

 

 

 

 


【第22回 九州遊会】のご案内

■2011年12月10日(土)

■テーマ:金梅子 越境する伝統ー韓国舞踊の場所から

■会場:京都芸術劇場

http://www.k-pac.org/performance/20111210.html

 

今回は九州を飛び出して師走の京都へひとっとび…!昨年末、奈良・平城京遷都1300年祭のグランドフィナーレで魅惑のステージを披露した韓国を代表する舞踊家・金梅子(ミムメジャ)氏と世界的パーカッショニストの土取利行氏のセッションを観賞します。シャーマニックなステージは必見!福岡から車で向かいます。車中で語り合う年末恒例の特別遊会です!(夜は鎌田東二氏を中心に活動している「やちまたフォーラム」とも交流します)

 

 

 

 

 


【第21回 九州遊会】のご案内


半年の間、九州遊会では千夜千冊と九州をからめて遊読・共読を催してまいりました。ふりかえれば6作品、どの本もダシ本で、噛めば噛むほど旨味がしみ出し、煮込んだらより深みのある味になりそうな本ぞろいでございます。ジャンルは違いますが、裏街道をひたひたと歩く足音の聴こえてきそうな本ばかり…。そこで11月の九州遊会では場所を山の緑が色づきはじめた大分・耶馬渓の田中邸に移し、「本の闇鍋」を開催したいと存じます。

いくつかお願い(お題)がありますので、よくよく熟読してご参加のほど!

<1部>九州遊会系統樹 14:00〜18:00
14:00より18:00頃まで、これまでの九州遊会で取り上げた本(下記)について談義しつつ系統樹を作りますので、可能な方はそれぞれに関連しそうな本をご用意ください。本のリストでも構いません。一気に九州遊会の本棚を作るつもりで臨んでください。これまで参加されたことのない方も遠慮なくご参加ください。横やりOK歓迎。

<2部>本の闇鍋縁會 18:00〜終日
夜は「本の闇鍋」を催します。参加者は下記の本からお好みの一冊、または複数冊を選び、その本に関係、連想される食材を最低でも一品、ご持参くださいますようお願いします。本に出てくる食材そのものでも構いませんし、イメージから食材を選んでいただいても構いません。その持ち寄った食材を一つの鍋で煮て、皆で食します。どんな味になるかは・・わかりません。ふ・ふ・ふ・・

 ★闇鍋の素本★
卯月=松本清張「砂の器」 

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0289.html


皐月=石牟礼道子「はにかみの国」

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0985.html


水無月と文月=上田利男「夜学」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html


葉月=森崎和江「北上幻想」 

http://1000ya.isis.ne.jp/1417.html


長月=沢史生「鬼の日本史」 
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0834.html


神無月=夢野久作「ドグラ・マグラ」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0400.html


■日時/2011年11月26日(土)14:00〜終日
■場所/大分県中津市耶馬渓(田中邸) ※詳細は参加者に連絡します。
■参加料/無料。ただし食材持ち寄り(詳細は上記)。交通費等は実費。
■問い合わせ/hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp(090-2964-0277)瓢箪座

<注意事項>
田中さんのご厚意により宿泊可能となっています。翌日も時間のゆるす方は椎茸の育成作業を体験しますので、汚れてもいい服装・靴でお越しください。その後、温泉に浸かって耶馬渓の紅葉を愛でつつひと汗流していくのもいいですね。初めてご参加の方も歓迎します。詳細は直接連絡しますので、一度ご連絡ください。

<福岡市からあいのりOK>
福岡市近郊からご参加の方は、当方の車でのあいのり可能です。朝10時に瓢箪座前(西新・ダイエー向かい)にお集りください。ただし先着3名様まで。北九州方面の方はJRで中津駅まで出てもらえれば、田中さんが車で迎えにきてくださいます。事前にご連絡をお願いします。小倉から特急で30分程度です。

ご不明なことは、中野までご一報ください。秋の耶馬渓で皆様とお会いできますことを楽しみにしています。それまで風邪など召されませんように‥!


 


【第20回 九州遊会】のご案内


今月は夢野久作が10年以上の歳月をかけて書き上げたという『ドグラ・マグラ』を
中心に、久作ワールドを堪能すべく映像を中心に味わいながら遊読してみます。
「…読了挫折しました」という方が多い一冊ですが、むしろそういう方こそおい
でください。もちろん読破済みの方も歓迎!『ドグラ・マグラ』の読み方をいろ
んな角度から語り合う一日としましょう。


■日時/10月22日(土)14:00~
■会場/九州大学箱崎キャンパス内「珪藻庵」
http://h.kansei-science.com/map.html

■問い合わせ/hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp(090-2964-0277)

■参加無料(資料代100~300円必要の場合あり)
■持参する物/千夜千冊#400『ドグラマグラ』出力紙、お好みのドリンク、
軽食、おつまみ(お酒OK)



※おそらく夜遅くまで談義することになりますので、
飲食物は持ち寄りでお願いします。

<お願い>
夢野久作関係の映像や資料をお持ちの方は、事前に中野までご連絡ください。
参加予定の方も事前にお知らせを。



【第19回 九州遊会】のご案内(新)


■日時:2011年9月17日(土)14:00〜21:00
■テーマ:『鬼の日本史』(千夜千冊#0834)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0834.html

■場所:アジアンラティーノ 2階スペース(福岡市東区箱崎1-36-35)
http://www.asian-latino.com/

■参加費:会場費・資料代等は割り勘。


8月の森崎和江『北上幻想』では、宗像大島に眠る奥州の豪族・安倍宗任の無念を思いつつ、「母なるもの」や「母国」について交わし合いました。しかし、それらを探るには『北上幻想』に登場する東北の長い歩みと攻防の歴史を読まねば見えないものがあるとに気がつきました。そこで『北上幻想』の前後にアップロードされた千夜千冊の番外録(赤坂憲雄『東北学』、高橋崇『蝦夷』、高橋富雄『征夷大将軍』、工藤雅樹『平泉藤原氏』、梅原猛『日本の深層』など)をもとに東北の歴史をたどり、東北が刻んできた歴史の傷跡に愕然としたわけですが、そのときふっと浮上したものが「鬼」でした。野蛮で凶暴だと蔑まれた鬼。蝦夷も隼人も熊襲も鬼的なレッテルを貼られて物語に閉じ込められてしまった作為的な存在でもあったのです。

いま箱崎八幡宮にて放生会(ほうじょうや)がにぎにぎしく開催されています。放生会は魚や鳥獣の殺生を戒め収穫を感謝する秋祭りとして、全国の八幡宮でも開かれていますが、そもそもの発祥は大分の宇佐八幡でした。時は720年、大伴旅人率いる大和朝廷軍と宇佐「神軍」によって、大隅・日向の隼人らが多数殺傷される事件が起こりますが(隼人の反乱)、のちに八幡神から「隼人の慰霊と滅罪をせよ」との託宣があり、放生会が開かれるようになったといわれているのです。いわば放生会は鬼の供養から始まったといえましょう。そこで今回の遊会は、ずらりと並んだ出店と人出で賑わう箱崎のアジアンラティーノにおいて、沢史生『鬼の日本史』をテーマに語り合います。恒例の輪読のあと、「鬼」の気迫に満ちたある大道芸人の映像を鑑賞、夜はそのまま放生会へ繰り出し、おもいおもいの「鬼」を写します。

※九州遊会の参加者は それぞれが読み手であり、書き手であり、企画者であり、写真家である。歌い手であり、聞き手であり、踊り手であり、首謀者である・・という思いで場をつく ります。その場に刻んだモノゴト・デキゴト・タワゴトは、文字や文章や図像や画像に編集して残します。


14:00~16:00【読む】千夜千冊輪読・図解
16:00~18:00【観る】ギリヤーク尼ヶ崎の大道芸・津軽三味線の映像鑑賞
18:00~21:00【撮る】放生会「鬼」撮影

<お願い>
●千夜千冊#0834『鬼の日本史』の出力紙をご持参ください。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0834.html

●放生会ではそれぞれに「鬼」を撮影していただきます。
 お手持ちのカメラをご持参ください。
(カメラをお持ちでない方は、携帯電話のカメラでも構いません)

 

 


【第19回 九州遊会】予告


9月の九州遊会の会場が決まりました。「箱崎宮」(福岡市東区)近くの
「アジアンラティーノ」の2階をお借りします。

おりしも当日は筥崎宮「放生会大祭」開催中。
http://www.hakozakigu.or.jp/


この放生会と「鬼」・・・なにやら関係ありそうではないですか。
案の定、ありました。

放生会(ほうじょうや)は魚や鳥獣の殺生を戒め、収穫を感謝する秋祭りとして
全国の八幡宮で開かれていますが、日本における起源は大分の宇佐八幡といわれ
ています。

720年、大伴旅人率いる大和朝廷軍と宇佐「神軍」によって、大隅・日向の隼人
らが多数殺傷される事件が起こります(隼人の反乱)。「隼人の慰霊と滅罪をせ
よ」との八幡神からの託宣があり、放生会が開かれるようになったということで
す。東北の蝦夷と同様、隼人も大和朝廷によって「鬼退治」的な扱いを受けたと
みることも・・・

というわけで、『鬼の日本史』をテーマに、昼はアジアンラティーノ、
夜は祭へ繰り出します。


千夜千冊『鬼の日本史』沢史生
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0834.html


■9月17日(土)14:00~18:00/夜はそのまま放生会
■会場:アジアンラティーノ 2F(福岡市東区箱崎1-36-35)
http://www.asian-latino.com/
■会費:会場費・資料代など折半(~500円程度?)

そのほか、詳細については後日。


_______________________________________

【豆遊】
9月12日(月)19時~0時頃まで「豆遊」を開きます。場所は瓢箪座
(福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号)です。

8月の九州遊会でとりあげた『北上幻想』から『鬼の日本史』へつながるあいだ
を辿りつつ、母なるものについて語り合いましょう。「お好みのドリンク」や
「つまみ」等をご持参のうえ、お越しください。事前に一度ご連絡を。


※豆遊とは「九州遊会」のあいだを結ぶちっちゃな遊会です。
和ろうそくのゆらぎとともに語り合います(予定)。






【第18回 九州遊会】のご案内


8月は森崎和江さんの『北上幻想』をとり上げます。同著の副題は
「いのちの母国をさがす旅」。祖国とも原型とも違う「母なる」も
の。いのち母国を東北に求めて旅をした森崎さんの想いと東日本大
震災によって郷里をおわれた方々の今を重ね、九州から東北を、
“母国”を、本著の舞台でもある宗像で語り合います。

 千夜千冊#1417 森崎和江『北上幻想』
 http://www.honza.jp/senya/1417

◆ 東日本大震災および福島原発事故発災から5ヶ月が過ぎた。余震はおさまることなく、昨日8月19日の昼も北関東から宮城、福島一帯で震度5弱の地震を観測、いまだ終息する気配を見せない。東北が叫び声をあげているのに、どうやら政府は内部の攻防戦に忙しい。

◆ 月日が経つにつれ、震災と津波被害と原発事故はそれぞれ抱える問題が異なることが見えてきた。特に東京で消費する電気を福島が支えてきたことは、今回のような大規模な事故が起こらない限り、噴出しなかっただろう。なぜ東北は首都機能を維持する役目を引き受けることになったのか。この背景には歴史的な興亡が渦巻いていた。

◆ その象徴的人物こそ、平安時代の奥州の豪族・安倍一族の安倍宗任だろう。前九年の役・後三年の役(1051〜1087)で破れた安倍宗任が流転の末にたどり着いたのは、なぜか九州宗像の大島だった。郷里へ帰還することを他界する77歳まで画策していたという。その夢は叶わず、宗任の墓は大島の安昌院の脇にひっそりたっている。

◆ 「なぜ奥州の安倍宗任の墓が宗像大島にあるのか」。慶州出身・宗像在住の作家・森崎和江は自著『北上幻想』にて追い求めた。副題に「いのちの母国をさがす旅」と添えて。「母国とは何か」。震災後の千夜千冊ではもっぱら番外録と称して震災関係や東北にまつわる夜を連打し続けた松岡正剛は、ここに注目する。「安倍一族の伝承は、津軽のアラハバキの伝説、悪路王の伝説とともにわれわれの北方伝承を組み立てている母国のモジュールそのものである」

◆ 母国といっても祖国や原郷だけのことではない。「母国」や「母型」「母体」「分母」「ナラティブ・マザー」といった「母なるもの」を指す。それは「ないがしろにしてきたもの」「埒外に置いてきたもの」「組み立てを怠ってきたもの」が「蝦夷・東北」であり、「東アジア」である。そしてこれらは「母なるものである」(松岡)。また東北と沖縄を同時に考える必要があるとも訴えている。では、母なるものとは一体なにか?「いのちの母国とは」「知を生み出す母型とは」なにか。今日の九州遊会のテーマである。

<宗像大社詣→遊読会へ>
(1)「母国」の三位一体アイテム紹介
(2)千夜千冊 森崎和江 『北上幻想』輪読
(3)千夜千冊 番外録より。忘れられた東北の光と闇と母国の関係
(4)座談
(5)夜宴




<ご参加の方へ>
当日、この千夜千冊や本著のテーマに繋がると思う本やなにがしか
のアイテム(なんでもOK)を2つ持参してください。

<当日不参加の方へ>
当日ご都合のつかない方、遠方のため参加できない方も、前日まで
に下記アドレスへお送りいただければ、遊会で共有させていただき
ます。その際は具体的な情報と選んだ理由も必ず添えてください。
(本なら書名と著者と出版社) hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


■日時:8月20日(土)13:00 JR東郷駅 集合~
 ※JR東郷駅時刻表(13時前到着の便でお越しください)
 http://www.jrkyushu-timetable.jp/cgi-bin/jr-k_time/tt_dep.cgi

<スケジュール>
 13:00 JR東郷駅 集合(タクシー乗り合いで移動)
 13:30~14:30 宗像大社詣
 15:00~18:00 『北上幻想』遊読会(「カフェゆ~みん」)
         http://www.tetsupoka.com/shop/yu-min.html
 18:00 移動~夜宴(場所未定)


■会場:宗像大社→「カフェゆ~みん」(宗像市神湊734-1 電話0940-62-1155)
■テーマ:『北上幻想』森崎和江(千夜千冊#1417)
 http://www.honza.jp/senya/1417
■参加費:交通費、「カフェゆ~みん」喫茶代実費
(手作りケーキやフルーツの美味なお店です)


★事前要申し込み。
 参加の方は遅くとも19日の正午までにお知らせください。

 

 


【第17回 九州遊会】のご案内

東日本大震災から早4ヶ月。今回のような大規模な自然災害や原発事故
によって揺さぶれたものがあるとするならば、それは私たちの知識、常
識、学識というような人として生きるための知の「矛」あるいは「盾」
ではなかったでしょうか。

政治にしろ、生活にしろ、もはや流れてくる情報を鵜呑みなどできませ
んし、これまでの考え方、捉え方に疑問符を打たざるを得ない状況にも
なっていることは明らかです。ただちに健康に影響はないとなだめてい
るうちに放射線物質に汚染された食品が流通したり、あからさまな節電
運動の一方で原発再開のための裏のやりとりがなされたり。物事の善し
悪しや価値などを判断する基軸をどこに置けばいいのか、戸惑いや憤り
を感じている方も少なくないかもしれません。

道徳や教育によって教わった基軸が人の生きる道を左右するとしたなら
ば、今回のように社会構造に亀裂が走ったとき、これまでとは違う思想
や学びが発芽するのではないか。これまでの歴史をみても災害が生きる
ための思想を転換させる節目になってきたのではないか。前回の九州遊
会ではこうした見方が浮上しました。

時代のうねりから逃れることはできないとしても、自由自在な視点で語
り合う心の余白を持ちたいもの。いま一度、自分たちがどんな流れの中
で、どんな舟に乗っているかを確認するためにも、九州の流れを網羅し
うるものを作成したい。そこで古代から現代までの九州の事象を掌握で
きる知図(仮)を編集するという試みをはじめることにしました。

というわけで、前月に引き続き『夜学』をテーマに掲げつつ、前述のよ
うな思いを胸に知図をこしらえるための「ひな形づくり」に着手します。

※当日の夜は日田祇園祭の観賞をプログラムのどこかに組み込む予定。
http://oidehita.sub.jp/news.html?id=65


■日時:7月23日(土)13:00 JR日田駅 集合/14:00スタート~夜
■会場:田中邸(大分県中津市耶馬渓)※詳細は参加者にお伝えします。
■テーマ:『夜学』上田利男(千夜千冊#0759)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html
■参加費:資料代・食事代・交通費など実費



【宿泊希望の方へ】
当日は田中さんのご厚意により田中邸に宿泊可能です。
人数を把握したいので、宿泊希望の方はお早めに
ご意思をお知らせください。

【持参するもの】
持っている方のみで結構です(絶版本のため)。

・『情報の歴史』NTT出版
・『情報の歴史を読む』NTT出版



________________________
◎九州遊会HP:http://yukaiq.jimdo.com/
◎問合せ:瓢箪座・中野(090-2964-0277)
hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp



【第16回 九州遊会】案内


今回の九州遊会は千夜千冊の『夜学』を採り上げます。夜に学ぶ意義
だけでなく、九州における私塾や藩校、寺子屋などの学びの系譜を網
羅して、九州における学びの特色をさぐります。

ご存知のように九州には亀井南冥の「亀井塾」、横井小楠の「四時軒」、
徳富蘇峰の「大江義塾」などの私塾のほか、鹿児島西郷隆盛らも学ん
だ「郷中(ごじゅう)教育」というシステムもありました。ことに大
分は広瀬淡窓、帆足万里、三浦梅園らの知の鉱脈を築きあげた土地柄
です。今回はその大分の山深き耶馬渓で「学び」について交わし合い

ます。内容は、九州の私塾や藩校などの学びの系譜を遊図化したり、

咸宜園の体験入学(!?)などを予定しています。

人生観や思考の道筋、行動の指針となった学び舎の方針やしくみ等に
“学び”ながら、人間と学びの関係について幅広い見解から遊学できれ
ばと思います。夜は天候がよければ、山国川に乱舞する螢を観賞します。



■日時:2011年6月18日(土)14:00~(螢観賞)
■会場:田中邸(大分県中津市耶馬渓)※参加者に住所をお知らせします。
■テーマ:『夜学』上田利男(千夜千冊#0759)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html
■参加費:資料代・食事代・交通費など割り勘
■問合せ:瓢箪座・中野(090-2964-0277/hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

【宿泊希望の方へ】
18日の夜は螢観賞も予定しています(天候により中止する場合あり)。
そのため当日は田中さんのご厚意により田中邸に宿泊可能です。
人数を把握したいので、宿泊希望の方はお早めに(15日までに)
ご意思をお知らせください。

【福岡から参加の方へ】
福岡市近郊から現地へ行くご予定の方は、レンタカーを用意しますので、
お早めに(15日までに)参加のご意向をお知らせください。
ただし帰りは19日夕方ごろ福岡市内着の予定です。

 18日:福岡市内(西新)10時集合→昼食→13時すぎ田中邸着
 19日:耶馬渓めぐり?→温泉?→夕方に福岡市内着
 (当日の天候や都合により変更の場合あり)

 

【持参するもの】
 ★千夜千冊『夜学』の出力紙 
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html
 ★筆ペン(毛筆タイプ)
 ★辞書・電子辞書など

 ※夜は冷えるので調整できる服装を!

 


【第15回 九州遊会】案内

5月14日の九州遊会の案内です。ご参加お待ちしています。

 

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◎今月のテーマ/『はにかみの国』石牟礼道子(千夜千冊#0985

◎日時:2011年5月14日(土)14:00開始~18:00頃予定
 (引き続き、珪藻庵で懇親会)※開始時刻までにはお越しください。

◎会場:「珪藻庵」九州大学箱崎キャンパス・統合新領域学府ユーザー感性学
(旧工学部五号館)6階・第2教員室
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html


◎参加費/500円程度(資料代・茶菓子代)予定
※懇親会は持ち込み制です。懇親会参加者は、お好みのドリンク・つまみを
各自でご持参ください。ゴミも持ち帰り。


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■概要
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今回も参加の皆さんに存分に絡んでもらえるよう企画しています。
まず遊学トリガーを引いてくださるのは『はにかみの国』の版元・石風社の編
集者・藤村興晴さん、中国武術家の新部健太郎さん、写真家の小川裕司さんら
によるセッションなど。朗読・舞踏・音楽・写真・映像など盛り込む予定です。

また九州遊会では、毎月のテーマにふさわしい茶を、ティー・リテラシーの上
原美奈子茶匠に選んでいただいていますが、今月はとっておきの「新茶」を取
り寄せました!! 真東寿さんのBGMも選曲中!?・・お楽しみに。


【募集中】
猫の手も借りたい九州遊会。下記の係を手伝ってくれる方、いませんか?
15分前にはお越し下さい。

・セッティング係(←13時にはお越しください)
・記録係(カメラ・ビデオ)
・お茶係
・受付係


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■ルール5か条 ※必読
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1)石牟礼道子さんと『はにかみの国』の世界にふれておくこと。
 ※本書を持っている方は、ご持参ください。

2)千夜千冊#0985 『はにかみの国』を事前に読んでくること。
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0985.html

3)当日、千夜千冊の『はにかみの国』を出力して持参すること。輪読します。
 (プリンターがない方はこちらで用意しますが、部数に限りもあるので
  極力ご準備ください)。

4)実費として500円程度必要です。引き続き懇親会も開きます。
  飲み物(アルコールOK)やつまみはご持参ください。
  ゴミも持ち帰り。

5)前日までに、いずれかの方法にて事前に申し込むこと。

 1. メール:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
 2. Facebook:「九州遊会」グループページからの出欠案内
 3. 中野携帯:090-2964-0277


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【6月の予告】6月18日(土)予定
 千夜千冊759夜 上田利男『夜学』 
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html
 場所:大分県中津市(耶馬渓の田中邸)予定
 夜学と螢観賞など。宿泊可。
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※「九州遊会」はひとつのコミュニティとして、Facebookにグループページ
を開設し、情報の共有や交流を図ってます。アカウントをお持ちの方は中野ま
でお申し出ください。まだの方は、この機会にFacebookにご登録されること
をおすすめします。http://www.facebook.com/


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◎九州遊会HP:http://yukaiq.jimdo.com/
◎問い合わせ:瓢箪座(中野) 携帯:090-2964-0277
 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 

 

 


【第15回九州遊会 予告篇】

 

 衣替えした4月の九州遊会は初づくし。初の小倉開催、初の試み、


初のスタイル。春にふさわしいひとときを参加者の遊人の皆さんと堪能


しました。

 



 「“本氣”を遊ぶ、九州遊会」と題して、第一回目は小倉出身の作家・


松本清張の『砂の器』をとりあげ、『砂の器』の映画と原作の違いや清
張の思惑や視点を共有したり、ゆすぶったりしたわけですが、いわゆる
読者会とも違う、勉強会やファンの集いなどともちがう、たくさんの糸
を縦横無尽に編み込んだ摩訶不思議で愉快な遊び場が立ち上がりました。

 いろんな趣向を織り交ぜてみて気づいたことは、本を読むことも、遊
ぶことも、未知への冒険であり、道なき道を歩むようなもの。未知を開
拓する快楽、それらをface to faceで場を共有し、一冊の本を枕に感興

の赴くまま遊び、交わし合うことが、こんなにも痛快だったとは!

そんな驚きと歓びでした。



 

 よくよく考えたら、「いかに遊ぶか」を本気で考えることなど、
もし

かしたらしてこなかったかもしれません。

 

 4月23日はその第一歩となりました。

 小倉駅裏にある「カフェカウサ」の2階には、15名前後が三々五々集
まりました。まずは松本清張記念館学芸員の小野芳美さんによる清張解
説にはじまり、ホリホリさんのブルースハーモニカ、JAZZの和田いづみ

さんと写真家・小川裕司さんのフォトコラボライブ、『砂の器』をイメー

ジしたお茶とお菓子、BGMに耳を傾けつつワインで乾杯・・『砂の器』

の世界を思う存分、堪能しました。

(参加された方へ。答えは「そば茶」!)

 

 そんな熱気さめやらぬ『砂の器』を引きずりつつ、すでに5月の準備
も着々と進めています。

 前回、お送りした年間スケジュール案には、井伏鱒二の『黒い雨』をあ
げていましたが、より九州に近しいテーマがよかろうもん、という声を受
け、千夜千冊『黒い雨』にもちらりと登場する、熊本・水俣の石牟礼道子
さんにスポットを当てることになりました。

 石牟礼道子全詩集『はにかみの国』(石風社)が次回のテーマです。


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 (松岡正剛の千夜千冊#085 石牟礼道子『はにかみの国』より抜粋)

 「ふるさとの海のよわいをかぞえる」と始まって、
 「インドの砂漠から匍匐(ほふく)してくる太陽よ」とよびかけ、
 「こころづけば はにかみの国の魂は去り 原始(はじめ)よりことば 
  知らざりき ことばは 黄泉(よもつ)へぐいと知らざりき」で終わる。



  たいへんに響いてくる詩だ。


  その響きがどこかに当たるところがある。さながら水琴窟の水滴を
  受ける壷のようなものとも、雨垂れが打つ樋とも、もっと巨きく、
  木霊がそこから戻ってく る見えない蒼穹ともいえるところに、
  響きがこつんと当たっているとも聞こえる。

 

  きっとそこへ言葉が往って、復ってくるのであろう。そのどこかに
  響きがあるわけで、おそらくはこの詩からは言葉を当て返している
  ところの反響が、聞こえてくるのであろう。

    こなれない胃液は天明の飢饉ゆづりだから
 

    ざくろよりかなしい息子をたべられない
    わかれのときにみえる
 

    故郷の老婆たちの髪の色
 

    くわえてここまでひきずってきた
 

    それが命の綱だった頭陀袋

  http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0985.html

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 熊本・水俣に住むひとりの主婦が織りなす言葉という名の光の粒。
おそらく九州遊会では渡辺京二、谷川雁、森崎和江らとの関係や、今年1月
に刊行され話題となった世界文学全集の第一巻を飾る『苦海浄土』(河出書
房新社)などの話も自ずと絡んでくるのではないか、とあれこれ想像もふく
らみます。はてさて、当日はどんな遊会になるのやら。いまから楽しみです。

当日の詳細は未定ですが、事前にお知らせしたい事柄を記しておきます。
(下記のルールを守れば、どなたでも参加できます)

 


【第15回九州遊会 予告篇】
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■日時・会場・申し込み先
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◎日時:5月14日(土)14:00~18:00頃(終了後、懇親会予定)
◎会場:福岡市内某所(未定)
◎九州遊会HP:http://yukaiq.jimdo.com/
◎お申し込み先:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
◎お問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277

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■ルール7か条 ※必読
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1)石牟礼道子さんと『はにかみの国』の世界にふれておくこと。

2)千夜千冊#0985 石牟礼道子『はにかみの国』を事前に読んでくること。
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0985.html

3)当日、千夜千冊『はにかみの国』を出力して持参すること。輪読します。
 (プリンターがない方はこちらで用意しますが、部数に限りもあるので
  極力ご準備ください)。

4)『はにかみの国』、もしくは石牟礼道子さんと“私(あなた)”の
  つながりを考えてくること。

5)会場代や資料代、茶菓子代などの必要経費が発生した場合、
  若干のご負担をいただく場合があります。その際は事前にお知らせします。
 (懇親会の食事代が発生する場合は別途)

6)前日までに事前に申し込むこと。

7)”本氣”を遊ぶこと。


会場や内容、経費の詳細は、5月9日か10日あたりにお届けできればと考えています。いまからご予定いただき、準備をすすめておいてくださいませ。


さらに、6月の日程とテーマのみ決まりました。こちらも詳細は6月上旬に。
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【6月の予告】6月18日(土)予定
 千夜千冊759夜 上田利男『夜学』 

 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0759.html
 場所:大分県中津市(耶馬渓の田中邸)予定
 夜学と螢観賞など。
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※「九州遊会」はひとつのコミュニティとして、Facebookにグループページ
を開設し、情報の共有や交流を図ってます。アカウントをお持ちの方は中野ま
でお申し出ください。まだの方は、この機会にFacebookにご登録されること
をおすすめします。

 

 

 

 

 


【第14回 九州遊会】のご案内

 

“本氣”を遊ぶ、九州遊会。

 

 

4月より九州遊会は、一冊の(あるいは複数冊の)「本」をとりあげ、そこから

つながる、広がるイメージを存分に味わい、遊び尽くすという趣向で展開します。

 暫くの間、「千夜千冊」(松岡正剛さん著)から九州に関係のある本を選びます。

 

初回となる4月は、松本清張『砂の器』です。

下記のルール7か条を必ずお目通しいただき、ご参加ください。

 

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■日時・会場・申し込み先

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日時:4月23日(土)14:00~18:00(予定)

会場:カフェカウサ http://www.causa.jp/

北九州市小倉北区浅野2-12-14(JR小倉駅新幹線口から徒歩3分)

tel: 093-521-6969

 

■テーマ:松本清張『砂の器』

■千夜千冊:289夜『砂の器』松本清張

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0289.html

 

九州遊会HP:http://yukaiq.jimdo.com/

お申し込み先:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

(お名前・ご住所・連絡先・メルアド・ご職業・興味のある分野等をご記入ください)

お問い合わせ:瓢箪座(中野)090-2964-0277

 

 

 

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★今月のテーマ:松本清張『砂の器』

 

千夜千冊:289夜『砂の器』松本清張

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0289.html

 

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今回は、本の章立てで構成してみます。

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■目次

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第1章 Movie&Book

 『砂の器』映画と原作(仮)

 小野芳美さん(北九州市立松本清張記念館学芸員)

 千夜千冊『砂の器』輪読、他

 

第2章 Live&Photo

 JAZZ 和田いづみさん

 写真 小川裕司さん:『砂の器』より

 

第3章 Talk& Wine

 歓談と軽食(1Fカフェへオーダー)

 BGM 真東寿さんセレクト(J.A.シーザー「転生譚」他)

 

茶菓子、他‥‥

 

※遊会の前に、北九州市立松本清張記念館に立ち寄られることをおすすめします。

いまは特別企画展『松本清張と東アジア』開催中です。

http://www.kid.ne.jp/seicho/html/index.html

 

 

 

 

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■ルール7か条 ※必読

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1)松本清張の『砂の器』がどんな話なのか、概略をつかんでおくこと。


2)千夜千冊『砂の器』を事前に目を通しておくこと。
  http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0289.html

 

3)当日、出力紙を持参すること(プリンターがない方はこちらで用意)。

 

4)『砂の器』から連想、繋がるものを持参すること。
 (本・歌・詩・花・音・絵…など何でも)

  実際にモノでなくても、記憶や思い出でも可。

 

5)参加は原則無料。ただし資料代や茶菓子代(300~500円程度?)、

  食事代などが発生する場合は実費精算。

 

6)前日までに事前に申し込むこと。→ hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 

7)「遊ぶ」こと。

 

※「九州遊会」はひとつのコミュニティとして、Facebookにグループページを開設し、情報の共有や交流を図ってます。アカウントをお持ちの方は中野までお申し出ください。まだの方は、この機会にFacebookにご登録されることをおすすめします。

 

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【第13回 九州遊会】のご案内

今回より趣向をかえて展開します。

詳しくはまずこちらをお目通しください。

 

 

◆2011年3月19日(土)14:00~ 

◆テーマ:九州編集のための茶話2

 

~~今月の千夜千冊~~

◎千夜千冊:#1405(番外編)『活動期に入った地震列島』   


◎千夜千冊:#0705『現代が受けている挑戦』アーノルド・トレインビー

 

*追加*

◎千夜千冊:#1406『原発と地震 〜柏崎刈場「震度7」の警告』

 新潟日報社特別取材班

 

※当日は千夜千冊の出力紙をご持参ください。

 
◆会場 山の上・ステージ01
 (福岡市中央区輝国1-1-30、ペイサージュ1階101号室)「山の上ホテル」の隣

 ※入り口で「101」を入力してください。

 

 城南線の桜坂駅前信号を左折し、動物園手前。

 西鉄バス利用の方は56・57・58番泰星高校前下車。

 地下鉄桜坂駅から約600m)

 http://maps.google.com/maps?q=福岡市中央区+輝国1-1-30+

 連絡先: 090-4968-9597(藤枝)

◆参加無料(持ち寄り品に伴う費用は原則自己負担)
◆問い合わせ・申込み:瓢箪座・中野 090-2964-0277

 hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


[Pick up!]
★千夜千冊#1405『現代が受けている挑戦』より
ニーチェ(1023夜)やジンメル(1369夜) が指摘したように、実は「悲劇」というものも「自由」というものも、偶然的なるものを徹底した必然だとみなすところにしか生じないものなのだ。この悲劇と自由の二つは、もともと互いに裏腹の関係にあるものなのである。それは一瞬の大津波の襲来のとき、その町のどこにいたかという僅かの差にも如実にあらわれる。それなのに、その本来の偶然から「危険と安全」を分類し、これをリスク管理にまわしてタライ回しにしようとしてきたときから、われわれはいつしかおかしくなってしまっていたわけだった。


[Pick up!]
★千夜千冊#0705『現代が受けている挑戦』より

編集学校の総勢70人の祝いの宴が終わって、そのうちの40人あまりが次に赤坂の仕事場に流れてきて、雑談が夜更けまで続いた。(略)その途中、福岡の中野師範のケータイにスペースシャトル空中爆発のニュースが入った旨を、川崎師範が紙片をまわして知らせてくれた。一瞬、テロかと思ったが、そういうはずもなく、ただ即座に、アメリカは呪われていると思えた。
朝方、帰ってテレビをつけてみると、青森での大会で南北朝鮮のホッケー選手のスケッチが別々に流れていた。続いてイラク攻撃のアメリカ軍の準備が着々とすすんでいるニュースをめぐるコメンテーターの顔が写し出された。CNNにチャネルをまわすと、まだスペースシャトル空中爆発事故をめぐる画面が続行されていて、テキサスに落ちた残骸にカメラが寄っていた。チャネルを変えると、今日からプロ野球各チームがキャンプインするという沖縄の各地が眩しく映っていた。

これらのニュースはちょっと順序を変えると、ただちに別の文脈になっていく筋合いのものである。それなのに、多くのニュース報道は一斉にひとつの矢印だけを“解説”したがっている。

おかしな話である。けれどもマスメディアを相手にしているかぎりは、その順序を容易に変えがたい。われわれはつねに洗脳されたかのようなのだ。そこで決然とすべてのニュース・ページをバタンと閉じてこれらの順序を離れ、事態の底辺にひそむであろう来し方行く末を、しばし眺めたくなってくる。歴史に戻ってみたいとおもうのも、そういうときである。・・

 

*追加*

[Pick Up!]

★千夜千冊#1406『原発と地震 〜柏崎刈場「震度7」の警告』より


「(阪神大震災などを体験して)人間の一生は、震災や戦争のような不条理に耐えることだなと思いました。不条理は癒されたり、片付いたりすることはありえないのです」。

 


 

 

 


【第12回 九州遊会】のご案内

 

〜 海の碧 空に香し 桃の花 〜
■日程:2011年2月26日(土)
14:00瓢箪座集合/16:00~九州大学箱崎キャンパス・旧工学部本館3F第一会議室
■テーマ:神の島・久高島の祈りと魂 ~鎌田東二氏『久高オデッセイ』と生態智の探究
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/
場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203
電 話:092-215-3910(携帯090-2964-0277)
 
 <チューターより>
琉球の時代から祈りの伝統を守り続けてきた神の島「久高島」。島の彼方にはニライカナイがあるとされ、神々が奉られている御嶽が点在している。500年前より、この島の女性は「神人」になるための神事イザイホーを続けてきたが、1978年を最後にその火は消えてしまった。今回の九州遊会では島再生に向けて生きる島人の姿を収録したドキュメンタリー『久高オデッセイ 生の章』(監督:大重潤一郎 製作:鎌田東二)を観賞する。作品を制作した鎌田東二氏のトークに耳を傾け、失われつつある叡智と魂を今一度見つめ直してみたい。(YUKIYO)
※当日は九大箱崎キャンパスで開催される鎌田東二氏の上映会とトークイベント(藤枝守氏が主催する箱崎現代音楽祭&リベラルアーツ講座)に参加するため、15時すぎに瓢箪座を出て会場へ向かいます。参加者は14時~15時の間に瓢箪座へお集りください。直接会場へ向かわれても構いません。
<映画上映+トーク>
226日(土)16:00~
九州大学箱崎キャンパス・旧工学部本館3F第一会議室 参加無料
鎌田東二:『久高オデッセイ』と生態智の探究 ~「リベラルアーツ講座」との共催
『久高オデッセイ生の章』(監督:大重潤一郎 製作:鎌田東二)----
「現在私達に欠けているのは叡智と魂ではないか。大自然の中で何十万年も生き抜いてきた叡智 目に見えない森羅万象と結びついてきた魂 久高島にはみるべきものは何もないかもしれないけど どう生きるかを示す全てがある 島人は今、人類の文化の根-叡智と魂を軸として 現代社会に再生しようとしています 久高島は沖縄へ、日本へ、世界へ 未来の光と風を送り続けようとしている」(リベラルアーツ講座インフォメーションより)

 


【第11回 九州遊会】のご案内

〜 九州は遊びと対話のことはじめ 〜
■日程:2011年1月29日(土)14:00~17:00
■テーマ:九州編集のための茶話 1
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/
場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203
電 話:092-215-3910
※参加無料。差し入れ歓迎。
※事前連絡で安心。

3月までの九州遊会は<九州編集のための茶話>と題してディスカッション形式で行います。『瓢箪から遊会、遊会から玄氣、玄氣からアジア。アジアから海。海からニワカ。ニワカから輪舞。輪舞から九天。九天から遊学。遊学から瓢箪。』(発足時、松岡正剛氏から贈られたメッセージ)を体感するためのプロセスを、今年の九州遊会では共有したい。まずは「千夜千冊」の中で取り上げられた“九州”にざっと目を通しながら、九州編集の下絵をざっくり描いてみます。(YUKIYO)

【第10回 九州遊会】のご案内

■日程:2010年12月18日(土)・19日(日)

■テーマ:「奈良遊学 ~師は走る、いざ平城京!」
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/
場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203
電 話:092-215-3910

<チューターより>
平城遷都1300年でにぎわう奈良ですが、710年遷都の前後、薩摩では隼人が反乱をおこし、藤原広嗣の乱の起きました。「平城遷都1300年記念グランドフォーラムNARASIA2010」の参加を機に古都・奈良へ飛び、歴史事象の力学的観点から九州を見つめます。高速道で奈良路をめざす遊会Winter Tripバージョン。異例の車中遊会、遊志限定!
◆「平城遷都1300年記念グランドフォーラムNARASIA2010」
1日目/20101218日(土)13:3017:3013:00受付開始)
2日目/20101219日(日)13:0017:0012:30受付開始)
会場/奈良県文化会館国際ホール(奈良市登大路町6-2
主催/日本と東アジアの未来を考える委員会・奈良県
(松岡正剛企画構成、編集工学研究所制作)
ゲスト:荒井正吾/いとうせいこう/井上鑑/上村淳之/おおたか静流/金子飛鳥/川勝平太/金梅子/土取利行/中村明一/奈良密教青年会/松岡正剛/安田登/ワダエミ/ほか…
【行程案】
福岡から奈良まで車で向かい、「平城遷都1300年記念グランドフォーラムNARASIA2010」に参加します。往路・帰路による車中遊会(車中は約8~10時間程度)。会場では自由行動。
18日(土)AM0:00~2:00頃に瓢箪座を出発予定。19日(日)は催事終了後、帰路へ。福岡帰着は20日(月)深夜~早朝予定。※詳細行程は参加者にのみお伝えします。
【注意事項】
●往復交通費(通行料・ガソリン代・駐車場代等は乗車人数で割ります。土日、ETC利用につき格安で行けます)
●宿泊費は各自でご手配ください。
●車手配の関係で必ず事前連絡のこと。
●参加希望の方。お早めに中野までお伝えください。満席になり次第締切ります。
●あくまでも本企画は九州遊会単独のものです。「平城遷都1300年記念グランドフォーラム」との共催などでは一切ありません!
●フォーラム参加には事前の申込が必要です。
問合先 /平城遷都1300年記念グランドフォーラム開催事務局
Tel 06-6208-0165(平日10時~18時)

【自学遊読のススメ】いくナラ、自学遊読のススメ。
関連図書/『NARASIA 日本と東アジアの潮流(これナラ本)』『NARASIA 東アジア共同体?(いまナラ本)』(丸善)…他。

 


【第9回 九州遊会のご案内】

 

■日時:2010年11月24日(土)14:00~
■テーマ:「工作舎E+D展」と出版文化
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座)
■場所:瓢箪座(福岡市早良区城西3-22-31 松林ビル203)
■電話:090-2964-0277(瓢箪座・中野)
■九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/
※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
※話が尽きたところで終了。流れによってささやかな縁会を予定。

<チューターメッセージ>
現在、広島のホテルで開催されている「工作舎E+D展」で目にしたさまざまな夢の形跡。松岡正剛さんが編集長をつとめた雑誌『遊』や『ライプニッツ著作集』の色校正をはじめ、あの伝説の『全宇宙誌』の刷出しを目に焼きつけてきました。工作舎は現在も勢力的に出版活動を展開中ですが、編集の原点の一端がこの展示会に集まっており、多くの刺激を得ました。今回はそんな旬な話題を盛り込みながら、工作舎と出版の世界にふれてみようと思います。電子書籍が勢いを増している最中ですが、国内外の斬新な出版物の発想やアイデアに学びながら、出版ならではの手触りを味わいます。

【お願い】参加の際には、装幀や造本でお気に入りの本があればご持参ください

※「工作舎E+D展」は12月1日までオリエンタルホテル広島で開催中

 

 


【第8回 九州遊会のご案内】

 
■日時:2010年10月9日(土)14:00~
■テーマ:『渦と記憶』=未来に向けてのコンセプチュアル・アート
■チューター:能勢 伊勢雄(岡山・ペパーランド主宰、写真家、岡山遊会主宰)
■場所:珪藻庵 
(九州大学箱崎キャンパス・統合新領域学府ユーザー感性学(旧工学部五号館)6階・第2教員室)
MAP http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html
■電話:090-2964-0277(瓢箪座・中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
■九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
※話が尽きたところで終了。終了後はささやかな「縁会」を予定。


<第8回九州遊会によせて>
今年1月、岡山の能勢伊勢雄さんが九州大学のリベラルアーツ講座で講義され
たことがきっかけで、にわかに立ち上がった九州遊会。その講義で能勢さんは
神話、言語、呼吸、素粒子、音階、機械、植物、人体など多様な面から渦と記
憶の関係性について辿り、生命形成の神秘にまで迫りました。万華鏡のごとく
展開する世界観に魅了されたことが昨日のことのようです。初回のチューター
を務めてくださった能勢さん、その「遊図」を引っ提げて半年ぶりに九州再来

です!(YUKIYO)

 

<チューターメッセージ>
現在、敦賀遊会でテーマにしています『渦と記憶』展(※)の「遊図」をテキスト
にして「遊図」の発想法から制作過程、そして、内容のアウトラインを解説し
てみたいと思います。『渦と記憶』で取りあげた内容は美術評論家:石川翠氏が
評論の中で述べたように「人間が産みだした膨大な観念・思想のわたつみから
持続可能な未来の種子を選りすぐって系譜化し、視覚的に編集したもの」です。
その中には「九州遊会」で藤枝守氏が「響きの考古学」で問題にされたテーマ
も含まれており、「九州遊会」との連続性も考慮に入れた遊会を実施できれば
と考えています。

※能勢伊勢雄・植田信隆コラボレーション展『渦と記憶』は2008年東京Gallery
ASK?にて公開し、本年「カスヤの森現代美術館」で開催された作品です。また、
詳細についてはhttp://www.pepperland.net/kasuya.html#ishikawa を参照し

て頂ければ嬉しいです。(能勢 伊勢雄

 

 

 

 

 


【第7回 九州遊会のご案内】


■日時:2010年9月18日(土)13:00~
■テーマ:旬に遊ぶ~農から食への柚子三昧~
■チューター:田中さつき(イシス編集学校師範代/九天玄氣組)
■場所:大分県耶馬溪・田中宅 ※前回と場所が異なります。
■電話:090-2964-0277(瓢箪座・中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
■九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。
※参加無料ですが、若干の材料費をいただく場合があります。
※終了後は耶馬溪の景勝地&温泉を巡り、ささやかな「縁会」を予定。
※宿泊をご希望の方は遠慮なくお申し出下さい。
         

<第7回九州遊会によせて>
秋風恋しき長月にふさわしく、大分県中津市の耶馬渓(ヤバケイ)にて
開催します。耶馬渓は新日本三景の一つに数えられる景勝地、福沢諭吉
の生家が残る中津市と広瀬淡窓の咸宜園で知られる日田市のほぼ中間地
点にあります。「耶馬渓」という少々変わった地名は頼山陽が命名、菊
池寛の著作『恩讐の彼方に』で紹介され、全国に知れわたったそうです。
チューターは、その耶馬渓で生まれ育ったイシス編集学校師範代&九天
玄氣組の田中さつきさん。五感をフル稼働して「農から食へ」の間を往
来します。田中さん宅の畑に実った柚子を実際に“編集”しながら、フレ
ッシュな知を交歓します。(YUKIYO)

※今回は個人宅での開催なので、参加者のみ開催場所をお知らせします。
 参加希望者は前日までにご連絡ください。


<チューターメッセージ>
今、スーパーマーケットに行けば、季節や産地を問わず多種多様な食材
が手に入ります。消費者としての私達は、食事のメニューによって材料
を選べますから、必然、ニーズに合わせたものが供給されます。「食か
ら農へ」という流れですね。けれども、農村には土地や季節に沿った地
元の食材があるのです。旬の恵みです。今や人気香辛料の柚子胡椒は広
く作られるようになり、全国どこでも入手できますが、発祥地は大分県
日田市だそうです。柚子はもともと中国揚子江の上流が原産地で、飛鳥
時代から奈良時代ころ朝鮮半島を経由して日本に入ってきたといわれて
います。年を経て、家の庭にも柚子の木があり、豊かな実りは柚子胡椒
を作る時期を知らせています。手作りの「農から食へ」は、まさに旬の
味わいです。(田中さつき)


*・。* NEWS *・。*

ただいま九天玄氣組は、株式会社 編集工学研究所とのタイアップにより、
国民読書年にちなんだプロジェクト『本棚と私たち』内の九州発ブック・
コミュニティ「月読座」を運営中です(通称タナコム)。
どなたでも参加できます。→ http://tanacom.honza.jp/

なお、『本棚と私たち』と福岡の本の祭典『BOOKUOKA』(10月20
日〜11月21日)とのジョイント企画も準備中。お楽しみに!
→ http://www.bookuoka.com/


【第6回 九州遊会】松岡正剛と曼珠沙華のedit cross


■日時:2010年8月21日(土)14:00~
■テーマ:「松岡正剛と曼珠沙華のedit cross」
■チューター:中野由紀昌(瓢箪座/九天玄氣組組長)
■場所:瓢箪座 ※前回と異なります。ご注意ください。
(住所:福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号)
■電話:090-2964-0277(瓢箪座・中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
■九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
※話が尽きたところで終了。終了後はささやかな「縁会」を予定。


<第6回九州遊会によせて/チューターメッセージ>

2006年9月23日に産声をあげた九天玄氣組(イシス編集学校九州支所)は、
彼岸を挟む3日間、校長である松岡正剛氏を福岡、中洲、柳川に招待し、エ
キサイティングかつ甘美な発足の宴に酔いしれました。松岡氏と組との関係
はこれまで表で語ることはありませんでしたが、発足5年目に突入しようと
する今、組のプロセスに潜む編集構造を浮かび上がらせ、表沙汰にしてみた
いと思います。

あの時、たぐり寄せた松岡氏と九州と曼珠沙華がクロスする魅惑の関係線に
は、一体どんな方法が躍動していたのか。第1回目の九州遊会で能勢伊勢雄
氏が読み解いてくださった九天ワールドもヒントにしながら、中野が初チュ
ータ-を試みます。…秘蔵映像の蔵出しもあるかも?(YUKIYO)

参考:
◎九天玄氣組公式ブログ『ばい・たい』http://www.kyutengenki.net/
◎『本棚と私たち』九天玄氣組 http://tanacom.honza.jp/
◎松岡正剛 千夜千冊#1157「九州水軍国家の興亡」
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1157.html

 

 

 


【第5回 九州遊会】劇場的リアルからリアル以前を考える


■日時:2010年7月24日(土)14:00~
■テーマ:「劇場的リアルからリアル以前を考える」
■チューター:三枝泰之氏(崇城大学 芸術学部教授)
■場所:珪藻庵 ※会場変更につき、ご注意ください!!
(九州大学箱崎キャンパス・統合新領域学府ユーザー感性学(旧工学部五号館)6階・第2教員室)

MAP http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html

■電話:090-2964-0277(瓢箪座・中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp
■九州遊会ホームページ:http://yukaiq.jimdo.com/

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。


<第5回九州遊会によせて>
梅雨明けの遊会にふさわしく、今回趣向が変わります。「箱崎アートターミナル2010」(http://h.kansei-science.com/art.html)の共催として会場を藤枝守氏プロデュースの「珪藻庵」(九州大学箱崎キャンパス)に移して開催します。チューターは三枝泰之氏(崇城大学芸術学部教授)。寺山修司の演劇的パフォーマンスから見えてきた世界、これから臨む阿蘇でのアートフェスティバルの話を中心に、参加者とともにフリートークを展開。珪藻土がもたらす場の力に心身がどう反応するか…お楽しみに!(YUKIYO)


<チューターメッセージ>
1970年~80年代の演劇体験を経て、ラカンの三領域論などを通して見えてきた寺山修司の演劇的パフォーマンスの世界。彼のリ・プレゼンテーション(再現)とは?その行方は?その後、私の関心は演劇から舞踊へと関心が移り時が経ちました。今、インターナショナル・アートフェスティバルなどを通して劇場ではない、現実のサイトにその近代を乗り越えようとする試みを仕掛けています。その場所は自分自身の足下でもあった阿蘇という世界最大級のカルデラです。(三枝泰之

 

三枝泰之氏HP https://sites.google.com/site/saesart/Home
起源展 http://kigenten.jimdo.com/

※プロフィールはコチラへ!

 

 

 


【第4回 九州遊会】響きの考古学 其の3~ハリー・パーチをたどる

 

■日 時:2010年6月19日(土)14:00~

■テーマ:「響きの考古学 其の3~ハリー・パーチをたどる」


■チューター:藤枝 守氏(作曲家・九州大学大学院芸術工学研究院教授)
■九州遊会ホームページ: http://yukaiq.jimdo.com/
■場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号
■電 話:092-215-3910(中野)


■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報ください。


※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。

※飲食持ち込みOK(アルコール以外)。

<第4回目九州遊会に寄せて>
藤枝守氏が提唱する『響きの考古学』シリーズでは、多くの手がかりを見つけることができる。音と人間の本来を見つめながら、そこに交差する政治的、社会的な思惑がいかに私たちの感覚に影響を及ぼしてきたか。近代社会がもたらした産物の裏側にある目に見えない束縛と落とし穴。人本来の感覚を取り戻す“響き”シリーズのラスト。音のもつ可能性を見つめ直すことで、人の生命力を引き出す糸口をたぐり寄せてみたい。(YUKIYO)


<チューターメッセージ>
『響きの考古学』をテキストにしたシリーズの三回目。前回は、テリー・ライリーやルー・ハリソンの映像を紹介しながら、かれらの音楽思考や実践のなかで、いかに音律への視座が不可欠なものであったのかを検証してきました。そして、今回は、20世紀半ばにおいて、音律の重要性にきづき、そして「モノフォニー」という音律理論の構築、多数のオリジナル楽器の製作、劇場作品の上演など、無限の創造力を発揮したハリー・パーチを取り上げます。もし、このようなパーチの存在がなかったら、今日の音律に関わるさまざまな活動はなかったでしょう。パーチのドキュメンタリー映像を通して、楽器のなかに組み込まれた音律思考、身体への回帰、言葉のもつ力など、近代思考を越えた地平にあるパーチをたどりながら、これからの音楽を語り合っていきたいです。さらに、パーチに起因した僕自身の活動も合わせて紹介します。(藤枝守

 

 

 

 


【第3回 九州遊会】響きの考古学 其の2~響きの喪失・響きの再生

 

 

■日 時:2010年5月15日(土)14:00〜
■テーマ:「響きの考古学 其の2~響きの喪失・響きの再生」


■チューター:藤枝 守氏(作曲家・九州大学大学院芸術工学研究院教授)
■九州遊会ホームページ: http://yukaiq.jimdo.com/
■場 所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号
■電 話:092-215-3910(中野)


■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報いただけると助かります。


※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。
 
<第3回 九州遊会に寄せて>
“ゆがみ”は頑固ゆえ罪深い…。近代主義がもたらした“ゆがみ”もまた根深いようだ。社会構造や経済はもとより、音楽の世界にも大きく影響を与えていると藤枝守氏は前回の遊会で語った。知らぬ間にコントロールされてきた耳から一寸離れ、体感して初めて気づく「耳」本来の感覚。藤枝守氏をチューターに迎えるシリーズ第2回目は、響きの喪失と再生がテーマ。耳と目の感覚をしながら「平均律」の実態を浮き彫りにする。そして終了後はあの詩人の響きに耳をすますため、西南学院大学へなだれ込む…!(YUKIYO)

 

 




<チューターメッセージ>
前回は、『響きの考古学』をテキストにモノコードを使いながら、比率と音程の関係、比率のかんたんな組み合わせのなかで生みだされる音階(旋法)を「耳」によって確かめていきました。今回は、西欧において「平均律」にたどりつく過程や、「平均律」が20世紀音楽になにをもたらしたのか、さらには、20世紀の前衛音楽を越えるようなアメリカの作曲家たちにも目を向けていきます。そのなかでもハリー・パーチとルー・ハリソンを中心に、音律への意識からどのような独自の音楽手法、音楽実践がもたらされていったのかを、映像を通じてみていきたいと思います。『響きの考古学』のなかの「現代の音律」を読んでおいてください。また、前回、好評だったモノコードの楽器製作ワークショップをこの夏に実施できるように努力します。音律とは、あくまでも「耳」から思考であるということをモノコードによって実感してほしいと思います。
なお、この日は、遊会終了後、詩人の伊藤比呂美さんの朗読会(19時から、西南大学)に直行する予定です。時間ある方、ぜひ、参加してください。(藤枝守)

 
こちらにチューターのプロフィールを掲載しています。

 

 

 


【第2回 九州遊会 】「響きの考古学」~つくられた耳を越えて

[増補] 響きの考古学
[増補] 響きの考古学


■日時:2010年4月17日(土)14:00~ 
■テーマ:「響きの考古学」~つくられた耳を越えて


■チューター:藤枝 守氏(作曲家・九州大学大学院芸術工学研究院教授)


九州遊会ホームページ: http://yukaiq.jimdo.com/

 

■場所:瓢箪座 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号

■電話:092-215-3910(中野)


■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp

 

※参加予定の方は、事前にメールまたは電話でご一報いただけると助かります。
※参加無料ですが、若干の資料代をいただく場合があります。

 

 

<第2回目九州遊会に寄せて>


3月20日に開催した九州遊会の第一回目は盛会のうちに終了しました。今月からは、九州遊会に響きをもたらすべく、共鳴してくださった藤枝守さんをチュー ターに、『響きの考古学』をシリーズで遊学します。著書『響きの考古学』(平凡社ライブラリー)をテキストに読み解きますので、参加の方は事前にご用意さ れることをおすすめします。当日も数部ほどお分けすることもできますが、数に限りがありますので,あらかじめご了承ください。(YUKIYO)


<チューターメッセージ>


 われわれの周囲には、いろいろなジャンルの音楽が溢れています。このような多彩にみえる音楽をわれわれが自然に受け入れている背景には、ある音の基準の 存在があります。この音の基準は、「平均律」と「標準ピッチ」という二つのファクターによってかたちづくられています。そして、この基準のうえで、絶対音 感とよばれる奇異な能力が生みだされました。

 このような「平均律」と「標準ピッチ」という音の基準は、西欧において音楽が近代化する過程で採用されたものです。そして、近代以降、西欧音楽が急速に 世界中に伝播していくなかで、この基準が世界的な規模で現代人の耳(つまり、音の聴き方)を方向づけたといえるでしょう。さまざまなタイプの音楽を違和感 なく受け入れることができるのも、この音の基準が隅々にまで行き渡った証拠だといえます。


 しかしながら、この音の基準は、音楽における「グローバル・スタンダード」だといえます。このスタンダードによって、ピアノに代表されるほとんどのすべ ての西欧楽器が統一的に調律され、その結果、均質な響きが蔓延してしまいました。さらに、さまざまな民族楽器(たとえば、日本の箏などを含め)は、このス タンダードに合わせたかたちでの調律を余儀なく受け入れ、音楽上の文化的なアイデンティティが希薄になりつつあります。


 現在、社会や経済に関わるさまざまな領域で近代化がもたらした「グローバル・スタンダード」の意味が問われています。音楽の領域も例外ではありません。 まさに「平均律」と「標準ピッチ」を相対化する視座が求められています。そのために、近代以前や非西欧において、音の基準としての「音律」という思考や音 楽実践をもう一度検証する必要があります。そして、音律と音楽実践との相互性から生みだされた「響き」や「抑揚」がどのように人間の耳に作用していたの か、その過程に着目することが重要です。それは、言い換えれば、音の感性の所在を明らかにすることなのです。近代化がもたらした「つくられた耳」を越えよ うとする努力のなかに、これからの音楽の多様な姿がみえてくるでしょう。(藤枝 守)

 

こちらにチューターのプロフィールを掲載しています。

 

 


【第1回 九州遊会】「遊学」はなぜ必要なのか?


 

■日時:2010年3月20日(土)14:00〜 ※参加無料

■場所:瓢箪座(hyotan_za)

 福岡市早良区城西3-22-31松林ビル203号

■テーマ:「遊学」はなぜ必要なのか?
■チューター:能勢 伊勢雄氏
(岡山・ペパーランド主宰、写真家、岡山遊会主宰)
■電話:092-215-3910(瓢箪座:中野)
■mail:hyoutanza@fukuoka.email.ne.jp


<第一回目九州遊会に寄せて>

松岡正剛氏が編集したオブジェマガジン『遊』を開いたときの衝撃は忘れません。創刊は1971年、私が生まれた年でもあります。休刊後、幻の雑誌とさえいわれていますが、いまだに文章や図や写真がうごめいている!!この感覚を共感し合える友と交わし合い、表象化したい。そんな思いで雑誌創刊から約40年経とうとする今、『遊』が原風景という作曲家で九大教授の藤枝守氏らとともに、この福岡の地で開催することになりました。
同じく『遊』に衝撃を受け、遊学の精神を継承し続ける岡山のスーパーOKINAの能勢伊勢雄さんに、第一回目のチューターを務めていただき、遊学の原点について語っていただきます。(YUKIYO)

 

 

<チューター メッセージ>
能勢 伊勢雄さんより

 

「九州遊会」の発足おめでとうございます!! 

1971年、創刊当時の『遊』に出会い、編集長の松岡正剛氏と親交を深めていく中で、30年間遊学の徒として「岡山遊会」を主宰してきました。その過程で、松岡氏が提唱した「遊学」という方法を駆使するたびに、何時も"不思議な感覚"を感じてきました。その"不思議な感覚"について私なりに感じて来た事を、プロジェクトの一例を交えながらお話してみたいと思います。

中野由紀昌氏を中心に九州大学関係者とも連携した「九州遊会」の栄えある第1回目チューターを務めさせていただき感謝しています。「九州遊会」の継続と発展をお祈りいたします。